『本当に孤独なの?』

『本当に孤独なの?』

僕たちは孤独を抱える。

人の話を聞いていも、

この「孤独」を抱える人たちがいる。
「誰にも理解されない。」

「誰にもわかってもらえない。」
一人ポツンとしてしまう時です。
こういった方の話を聞く前に、

ちょっと分けておいた方がいいことがあるのですよ。
それは、

「本当に孤独かどうか?」

ということです。
孤独だと言葉では言っていても、

周りに理解してくれている人がいるケースも少なくないのです。
本人がただ気づいていないだけ。

そんなケースもあるのです。
こういった場合は、

理解してくれる人に気づくだけで、

孤独は薄れていき、

繋がりを感じることができます。
一方で、本当に孤独を抱えている場合は、

周りに本当に理解してくれる人も、

友人もいません。
そんな時は、理解してくれる人を探すことや、

誰かに貢献すること、人の役に立つことが大切になります。
それは、孤独を抱えていると、

「貢献」している感じがなく、

生きていてもしょうがない。

誰にも必要とされていない。

って感じがちだからです。
だから誰かに貢献したり、

人の役に立てるようなそんなサポートが役立ちます。
僕たちは、社会と繋がっていない時、

人と繋がっていると感じない時に、

孤独を抱えるのです。
このように、「孤独」を抱える人の話を聞く時は、

・孤独じゃないことに気づいていないのか。

・本当に孤独なのか。

によって援助の方向性が変わってくるのです。
もしあなたの目の前に、

「孤独」のテーマを抱える方が来た時に、

目の前の方をより理解する参考にしてみて下さいね。

・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・カウンセリングルームこころ音 カウンセラー
元引きこもりのカウンセラー。現在は講師として、毎週(土)講義を行う。
都内のクリニックでカウンセリングも行っている。