「僕たちはシステムじゃなくて生き物だから、
だからいっつも変わっているんですよね。
その小さなことにアンテナを立てて、
その変化を見つけたり、
ひっかりかりを作りましょう。
そして、そこに言葉を掛けていきましょう。
まずは、そこからしてみてはどうでしょうか?」
そんな言葉を先日、先生から掛けてもらいました。
人は変わっている。
変わるもんなんですよね。
ってあっけらかんと語るその表情は、
心からそれがさも当たり前と思っている様子が見て取れました。
ここが一つ肝であり、
僕との違いなんだなと感じました。
僕は頭ではこの言葉を理解していても、
腑に落ちてはいなかったのです。
こういうスタンスを身に付けるまでには、
経験がどうしても必要ですが、
目の前の小さな変化やちょっとのひっかかりを作ることで、
そこに行けそうな気が今はしています。
特にこの”小さなひっかかり”という言葉は、
僕の中でお気に入りです。
小さなひっかかり=”ん?”と思うポイントです。
不思議に、疑問に思う所を相手の話から見つけるということです。
なんでそんな選択をしたんだろう?
なんでそう思ったんだろう?
なんでそういう行動をしたんだろう?
共感的に、そうだよね。
当然そういう気持ちになるよね。
ではなくて、
素朴な疑問を持って聞く。
当たり前に聞かないということではあるんですが、
この”当たり前”と思って聞かないという言葉は、
ちょっと厳しいニュアンスがあるのと、
そうしなくちゃいけないという感じが出るので、
それよりも”素朴な疑問を持って”
”不思議なだな”って、
そんな思いを巡らせながら聞いていくと、
相手の悩みからも距離をとって聞けるし、
ニュートラルに捉えられそうだなって、
そんなことを感じたのでした。