何がクライアントの役に立っているのか?
というのは、案外わからないものだと感じることが最近多いです。
話を聞いていて、特定の技法が上手くいったとか、
この言葉がけが上手くいったとか、
クライアントの見方がこう変わったとか、
そういう明確なものがあればわかりやすいのですが、
そういったものが無くても、
クライアントが自然と、
そして勝手に自ら変わっていくことがあります。
理由は分りません。
ある程度理由付けをすることが出来る時はありますが、
何が役に立つのかというのは、
本当にわからないものだなと感じます。
だから最近思うのは、
腐らずに、
懸命に耳を傾け続けること。
日々、自分で精進すること。
目の前の”人”をいつでも見ようとすること。
そういった努力が、
きっとどこかで思わぬ形で実を結ぶんだと、
そう思います。
勿論、人というものは自分の努力でどうこうなるものではありません。
でも、
それでも、
ひたむきに続けていくこと、
ひたむきに目の前の人と対峙していくことは、
きっと何か意味があるのだと、
きっとそこには何かの意味が生まれるのだと僕は思います。