対人援助のコミュニケーションにおいて、
非言語を捉えるポイントの一つとして、
相談者が”誰か”をイメージした時に、
どのように非言語が変化するのかを観察するというポイントがあります。
特に人間関係が関わっている悩みなどでは、
その特定の対象の人を想像することが多くなりますが、
どの人を思い浮かべる時に、
どのような表情をするのか、
どのような声で話すのか、
どのようなしぐさで表すのかというのは、
案外に重要です。
例えば、左右のどちらでその人を表現するのか、
大事な人を表現する時とどのように違うのか、
手の動きの強弱の違いはあるのか、
想像した時に目はどちらに向くのか、
その時の目の周りの表情筋はどのように動くのか、
声色はどのように違うのか?
声は詰まる感じがあるのか?通る感じがあるのか?
といったようなことが観察ポイントになります。
相手を思い浮かべる時というのは、
人は上を向くことが多いですから、
案外じっくり観察できるのですよ。
今度気が向いたら試しにやってみてくださいね。
意外な発見があるはずですよ。
それでは~!また。