ダイエットでリバウンドする人、しない人

こんにちは!野川です。

以前にスーパーバイズを受けているとお話をしましたが、

一昨日も受けて来て、その原田先生が、

カウンセリング中の録音の声をたった2秒くらい聞いただけで、

「野川さん、この方ってタバコ吸いますよね?」

と聞かれた瞬間、ちびりました。(笑)
ええ~、その方、タバコ吸うんです。(;゚Д゚)
もうね、ここまで来るとよくわからないんです。

「なんなの!?」

「Why!?」

と思うのと同時に、いやはや何年たったら

この領域にいけるのやらと…。
自分の目指す道のりの長さに震えました。(笑)
さて、今日はそんなスーパーバイズの一コマから。

ダイエットでリバウンドする人、しない人。

そんなスーパーバイズの一コマで、

こんな一コマがありました。

「あ~なるほど、それってダイエットでリバウンド

しない人に似ていますね。」

という一コマです。

何が似ているのかというのは、

カウンセリングの中身になってしまうので、

お話ができませんが、

ちょっと興味がありませんか?

ありますよね?

なくても話します。(笑)
ビフォア・アフターの番組でもやっていたように、

劇的に体重が減る方がいますよね。
そういう方の中でリバウンドしない方がいます。
それって何でなの?
という女性の永遠のテーマ?に対する一つの答えを、

さらっと教えてくれました。
それは、自己認識が変わっているからです。

自己認識=アイデンティティーです。

はい、英語で言っただけです。(笑)
つまり、

「自分は何者か?」という問いに対する答えであり、

自分が自分をどんな人間だと認識しているかです。
リバウンドしている人は、端的に言うと、

昔の自己認識じゃないそうです。

つまり自己認識が変わっているということです。
「太っている私」ではないのです。

「太っていたけど、痩せた私」という、

昔の自己認識の延長線上に今の痩せた私という

自己認識があるわけじゃないということです。
昔の自分の延長線上に自分があるのではなく、

全く新しい「自分」なのです。
つまり、自己認識が変わるというよりも、

新しい自己認識を獲得したというこことです。
太っていた自分、

自信がなかった自分、

という自己認識はなく、

これが本当の自分である。

別の自己認識のもとに、

新しい価値観が構成され、

行動もそれにともない変わってくるのです。
だから、劇的にやせてリバウンドしない人は、

行動も考え方も変わっているのです。
そう考えると、

ダイエットする時は、

痩せるだけではなく、

アイデンティティを変える作業も同時にするといいかもしれませんね。
そして、なぜこんなことを書いたかというと、
悩みを抱えている時、

今の延長線上からスタートすると、

その先がどうしようもなく絶望的で、

苦しく感じることがあるからです。
確かに、今の自分も「私」なのですが、

そこから離れることも、

一つの大切なエネルギーになります。
そういったエネルギーもとっても大切だということです。
今の嫌な自分から離れて、

その為に出来ることをして、

新しい自分を作っていく。
そんな時期も大切な時があるようなのです。
嫌いな自分を受け入れることは時に辛い。

そんな時は、嫌いなら嫌いでいい。

むしろそんな時は、

嫌い!

嫌だ!

という不快のエネルギーをばねにするのも、

時に大切なのです。

・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・カウンセリングルームこころ音 カウンセラー
元引きこもりのカウンセラー。現在は講師として、毎週(土)講義を行う。
都内のクリニックでカウンセリングも行っている。