結果を求める男、共感を求める女
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男性と女性のコミュニケーションの差は、

この共感と結果の差です。

会話をするにしても、男の人はまず結論を求めます。

「○○ということがありました。」

「だから△△しました。」

といったように、簡潔に要点や結論を求める傾向にあります。

だから、よくこんな言葉が男性から飛び出します。

「で、結局何が言いたいの?」

「要点は?」

「まとめてから来てね。」

「結論は?」

「オチは?」

といったように、要点や結論を求める言葉がよく出るのです。

ようするに、出口から始めたいのです。

こんな出口があるから、

それにはこんな道があるよね。

といったように、出口から逆算をしたい。

だから、先に道順(プロセス)ではなくて、

結論(出口)を求めるのです。

しかし、

しか~し、

女性はちゃうのです。

ノンノンノン!なのです。

昨日話していた友だちは、女性なのですが、

その人は、プロセスを話したいのです。

そこを理解して欲しいのです。

でも、いきなり結論からばっかり聞かれるから、

すっごいストレスだと言っていました。

「結論だけ言ってくれればいいから。」

とよく言われるそうです。

なので、その友人は、

「結論、結論、結果、結果って!」

「それだけがすべてか!」

と叫んでいました。(笑)

そう、女性はそういうコミュニケーションって、

きっとストレスなのです。

まぁ、男性もだと思いますが。(笑)

ただ、多くの女性は、

「共有をしたい」という方が多かったり、

入口からスタートしたい方も多いものです。

「これこれこういうことを、○○という理由でした。」

ということを「理解」して欲しいし、

「共感」して欲しいのです。

その友だちは、こうも言っていました。

「理由や想いは、無駄かもしれないけど、

そこから生まれるものだってある。」って。

そう、女性はコミュニケーションにおいて、

必ずしも出口を求めていませんし、

出口(結果)から始めません。

出口までに行く道を楽しみます。

そのプロセスを楽しみます。

色んな道があるっていうことがわかっているから。

そして、途中出口が見えなくなることもあります。

でも、そもそものスタートが出口自体を求めてない

という時もありますから、

それはそれでいいのです。

このように、男女によって会話に何を求めるのか、

ということが違ってきます。

昨日の友人の話を聞いて一番感じたこと。

それは、コミュニケーションには、

個性の差がでるので、理解しようとすること。

それが何よりも大切なのだということでした。

 

個性の差を大切にコミュニケーションを取っていきたいですね。(^-^)

・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・カウンセリングルームこころ音 カウンセラー
元引きこもりのカウンセラー。現在は講師として、毎週(土)講義を行う。
都内のクリニックでカウンセリングも行っている。