カウンセリングは、当然万能ではありません。
ですから、カウンセリングで解決しない方がいいことも沢山あると、
最近そんなことを感じます。
カウンセリングの範疇じゃないことって、
結構あります。
最近トレーニングの為に、
色々な動画を見るのですが、
そんなことを感じることがごく稀にあったのです。
例えば、「母が、急に怒るようになってきた。」
という相談があって、
よくよく聞くと認知症なんじゃないかと、
そんなようなことを感じたことがありました。
勿論そのお母様が認知症かは、
相談者に聞いてみて専門家に診てもらわないとわかりません。
ただ、
例えば「ダイエットが出来ないんです。」と心理カウンセリングを受けに来た場合、
ついつい食べてないと安心しないんですとか、
自分が醜く見えてしまうんです。
といったことであればカウンセリングの範疇ですが、
ダイエットのやり方を知らないとか、
自分にあったダイエット方法を知りたいとか、
効果的に脂肪を減らせるトレーニングをしたいといった場合は、
心理カウンセリングの範疇外のことです。
心理カウンセリングの範疇外ということは、
援助者は、お断りをする必要や、
別の専門家の門を開いてみることを提案したりする必要が出てきます。
ここの切り分けが出来ていることって、
実はとっても大切だと思うのでした。