ども!野川です。

昨日(5/13)は「あ、そうだ!傾聴講座!」でした!

今回も沢山の方に来て頂いて、
楽しく”聞く”というコミュニケーションを学んで頂きました。

昨日は、珍しく男性の方もお二人参加で、
積極的にご参加頂き、とっても嬉しいかったです。

さてさて、昨日はどんなことをしたかと言うと、

珍しくテキストを使って講義をしましたよ!(笑)

 

珍しくというのは、テキスト作ってありますが、

大体そのテキスト通りに講義を進めずに、

その時々の自由に講義をしていますので、

真面目にテキスト通りに講義をした!

という意味でございます。(^-^;

 

あとは、受講生の方に、

「真面目な説明」と「ざっくり概要のご説明」

どっちがいいですか?

と聞いたら、「真面目な説明」と返ってきたので、

真面目にご説明をしたのです。

 

まぁ、そりゃそうですよね。

学びにいらして下さっているわけですから、

真面目に学びたいお気持ちは当然ですね!(汗

 

さて、真面目な傾聴のお話をした後は、

ちょっと傾聴の練習です。

 

傾聴といってもここでは、

丁寧に聞くといった意味で使ってますから、

特にオウム返しの練習をしたり、

感情反射・要約といった練習をしたりはしません。

 

では何したの?

 

ということで、昨日は色々と遊びながら練習しましたが、

話を逸らす練習をしてもらいました。

話題を展開して聞く力。

よくありますよね?

あれ?なんの話してたっけ?

あれ?最初、ファッションの話してたのに、

なんで今食べ物の話してるんだっけ?

というような瞬間です。

 

最初の”ファッション”というテーマから、

話がどんどんずれていく…。

つまり、最初の話題から場面切替が起きているということですね。

 

これを敢えてしてもらう、

という練習を昨日はしてもらいました!

日常会話で結構やっていることですが、

これを”意識的”にやるのは、

結構難しかったようで、

「意識的にやると、難しい!」なんて声も出ながら、

みなさん楽しんで取り組んでいらっしゃいました。

 

さて、ではなぜ敢えて話題を切り替えること、

つまり、逸らす事が大切かというと、

苦しみを抱えている場合に、一つの話題(悩みの話)に終始していると、

話し手側が苦しくなってきちゃうこともありますから、

敢えてそこから離れる瞬間も時には大切だからです。

 

相手の悩みを聴くということは、その悩みの話に留まり、

話を聴くということです。

これは相手の話したいことを聞くことでもありますね。

だから、話題を逸らさずに、一つの話にとどまり、

話を聴くというのが大切なのです。

 

ただ、先にご説明した通り、

ずっと一つの話題に留まって話を聴くと、

色んなことをが思い出されてきたり、

ぐるぐるして余計に苦しくなってしまうことも(聞き方によって)ありますから、

 

話しの幅を広げる為にも、

少し気持ちを切り替える為にも、

場面を切り替える、

話題を展開するスキルというのが時に大切なのです。

あとは、これができるようになると、

あ、話が切り替わったな。

場面が変わったなって、気づく事が出来ますから、

必要な話と必要じゃない話しの切り分けも出来たりするのですよ。

 

さてさて、次回のあ、そうだ!傾聴講座は、6/10(土)10:00~11:30です。

毎回満席なので、お申込はお早めに!申込みはこちら

 

6/10(土)より、より深く傾聴を学ぶ、

傾聴基礎コースが始まります。詳しくはこちら!

 

・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・カウンセリングルームこころ音 カウンセラー
元引きこもりのカウンセラー。現在は講師として、毎週(土)講義を行う。
都内のクリニックでカウンセリングも行っている。