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『必要とされたい!って思ってもいいんだ。』
こんにちは!野川です。
昨日、飲み過ぎて終電を逃して、
友だちと朝までカラオケですごしてグロッキーです。(笑)
「飲んでも飲まれるな!」
と、昨日の自分に言ってやりたい…。
まぁ、もう1か月ちょっとで会社を辞めて、
海外で働く友人ですから、
飲みに行けるうちに行きたいのです。
社会人になって、初めて仲が良くなった同期ですから、
ちょっぴり寂しいのです。
あなたにもきっと、一人や二人はいるんじゃないでしょうか?
苦労を共にした人や、一緒に泣いた人や一緒に笑った人が。
友人の存在は、世界を彩らせてくれますよね。
今日はそんな友人と、先輩と、僕の3人のお話です。
ちょっと、長いですよ、、、。(^^;
(あ、いつも通りか(汗 )
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『必要とされたい!って思ってもいいんだ。』
僕は、以前に2年間引きこもっていました。
引きこもりを脱出するまで沢山いろんなことがありました。
スネをかじって親に寄生して生きている。
そんな自分が惨めで、
働いていなく、社会の役に立っていない自分。
自分自身の価値なんて信じられませんでした。
無価値で、ゴミクズだって思っていました。
引きこもりを脱出したのは、
ゴミクズでも、無価値でも誰かに必要とされたかった。
こんな自分でも必要としてくれる人がいれば、
「僕はこの世界に生きていていいんだ。」って、
そう思えると思っていたからです。
人は、一人ではやっぱり生きていけません。
誰かに必要とされたい。
この世界にいていいんだよ。
って言ってもらいたい。
そんな安心感を感じたいのです。
引きこもりを脱出して初めて正社員として働いたのは、
忘れもしない2007年10月のことでした。
最初は3ヶ月のアルバイトとしての試用期間がありましたが、
その後正社員になる事が出来ました。
そこで同時期に入った年齢も同じ同期が冒頭の友人です。
そしてもう一人、後にとっても仲が良くなった一回り上の先輩。
この二人+僕の3人は、いつの間にか仲が良くなり、
毎日のように飲みに行き、朝まで飲むこともしばしばでした。
でも、一つだけ打ち明けられないことがありました。
それは、引きこもっていたことです。
引きこもっていた自分をずっとずっと否定していました。
だから、なかなか打ち明けられないでいました。
「打ち明けてしまったら、軽蔑されるんじゃないか。」
「引かれるんじゃないか。」
そんな思いが恐れへと変わり、
なかなか打ち明けられずにいました。
そんな中で、熱海へと3人で旅行へ行った時のことです。
意を決して僕は、二人に打ち明ける事にしました。
同期の友人は、あとから合流だったので、
まずは先輩に話す事にしたのです。
でも、いざ言おうとすると、
言葉がつまります。
「あ、あの…。」
「あの…、実は話さないといけないことがありまして…。」
もうその言葉を口にしただけで、なぜか泣きそうでした。(汗
先輩は、僕が普段と違う雰囲気なのを感じて、
神妙な面持ちで、
「どうしたの?」
と声を掛けてくれました。
そして、意を決して…
「実は、この会社に入る前、ずっと引きこもっていたんです。」
と言葉にしました。
すると、先輩から出た言葉は意外な一言でした。
でも、その一言で僕の気持ちはずいぶん楽になりました。
その後、先輩は一緒に泣いてくれました。
同期の友人が合流するまで、
買ってきたお酒をすべて開けて、
泣きながら飲みました。
もちろん、同期の友人にも言って、
また3人で一緒に泣きました。
あの時間は、僕の中で何かが終わった瞬間でした。
きっとずっと内に秘めていた罪悪感や、後悔が終わりをつげ、
ずっと誰かに言って欲しかったあの言葉を掛けてもらったような
気持でした。
あの瞬間、僕は…、
「ここにいていいんだ。」
「きちんと自分を見てくれている人がいるんだ。」
って感じることができました。
誰かに必要とされること。
それは、自分のエゴだという人がいます。
でも、誰かに必要とされることでしか、
生きている実感を持てない時があります。
「ありがとう。」
たったその一言で、どんなに挫けそうでも、
きちんと自分を見てくれる人はいるんだって、
心を折らずに頑張れる時があります。
受け入れてもらうこと。
それは、人の生きる支えになります。
自分では抱えきれないことも、
受け止めてもらえると気持ちが楽になります。
そして、あなたがが相手を受け入れること。
それは、時に相手の生きる支えになります。
そう、あの時の僕のように。
必要とされたいって思っていいんだよ。
だって、それはこの世界に生きていたいから、
そんな実感を感じていたいから、
私はダメじゃない。
私は一人じゃない。
ってそう感じていたいからなんだから。
では、また次号でお会いしましょうね。
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