と、前回の記事で書きましたが、質問したらしっぱなしの人って結構多いんです。
悩み相談に乗った時もそうです。
「どうしてそんなことしたの?」
「何があったの?」
と聞いた時に、相手が「これこれこうだったんだよ…。」と答えてくれても、
「そうだったんだ。」
って納得してしまって終わってしまい、
「そういうことだったら、○○はできなかったの?」と、
矢継ぎ早に質問をしてしまう。
そんな時って結構多くないですか?
質問を繰り返していくと、答えることが増えてきて、相手が結構苦しいのです。
だから、原則的に質問をして答えてくれたらそれに対して”ケア”をしていくことが大切です。
質問+ケア=質問力
質問=負担をかける、嫌なことも再体験してしまう。
という事ですから、質問した時点で相手に負担をかけているということになります。
この負担を掛けた時に、さらに質問を繰り返し、
負担をかけっぱなしにしてしまう時がありますが、
それだと相手が答える力がなくなってしまいます。
その為、質問して、相手が答えてくれたなら、
そのことに対してケアをしていくことが大切です。
例えば、相手が振られてしまった時に、
あなた「どうして別れちゃったの?」
相手 「まぁ、うすうすわかってたんだよね。私彼に対して頼りすぎて負担をかけていたから。」
あなた「そっか、それが別れた原因なの?」
相手 「原因というか、そういうのが関係しているのかなと思って…。私頼りないからさ…ついついね無理なことも言ってしまtったり…。」
あなた「そっか、どんなこと言ったの?」
というように、矢継ぎ早に質問していると相手が苦しくなりますよね。
そうではなくて、例えば「うすうすわかっていた。頼りすぎて負担をかけていたから。」
と答えてくれたことに対して、
「そっか、自分では何となく感じていたんだね。正直に話してくれてありがとね。」
「そっか、そんなことを感じていたんだね。気づいてあげられなくてごめんね。」
といったように、答えてくれた気持ちに対してケアをしていくことが大切です。
あなたは、質問を投げかけるだけになっていませんか?
だとしたら、答えてくれたことに対しても、ケアしていけるようになりたいですね。