悩みを聞くときに大切なことって知っていますか?

 

悩みを聞くときに大切なことは、いたってシンプルです。

”相手が最も何を訴えているのか”を聞くということです。

これを”主訴”といいます。

 

この主訴を聞くことがとっても大事です。

悩み相談であれば、

相手がその悩みで何が一番困っているのかを聞くということです。

その一番困っているところが”主訴”になります。

 

この何に一番困っているのかがわかって初めて、

”どうしたいの?”という、どう解決していきたいのか

これを聞くことが出来るのです。

相手が何で結局困っているのかを聞くこと。

 

この主訴をとらえてないと、

結局”相手が何で困っているのか”ということがわからず、

相手が何を訴えかけているのかわからない。

そんなことが起きてきて、

結局恋愛の話でも、仕事の話でも、

”それで何が困っているの?問題なの?”

となってしまいがちなんです。

 

すると、相手がどうしたいかも、

何で困っているかもわからず、

こっちとしてもどうしようもなくなってしまう。

そんなことがよくありますね。

そこで大切になってくることが…

 

・話を整理してあげること。

・「結局問題をどうしたいの?」「何が困っているの?」

 

と、相手がもっとも何で困っていてるのかを聞くことでなのですね。

 

ニーズを把握するといってもいいかもしれませんね。

例えばPCを買うときに、種類がありすぎて、

何を買ったらいいかわからないんだよね。

別にネットだけできればいいんだけど…。

 

といったときに、じゃあネットだけなら、

このPCがいいよ安いから!

 

というのも一つの手ですが、

もう一つは、

「以前のPCでもネットが出来たと思うし、今は安いの沢山あるけれど、

本当にネットができれば本当にいいの?」

と、相手が本当は、何で迷っているのかを聞くという手もありますね。

 

後者の場合だと、例えば、

「いや、安いのがいいんだけれど、

結局家で子供も使うからさ、セキュリティがしっかりしたものがいいんだよね。

あとはある程度スペックがあれば将来子供が大きくなったときにいいかなって。」

と答えるかもしれません。

 

この場合は、PCはネットが使えればいいわけではなくて、

上記の条件が必要となりますよね。

それで、結局困っていたのは、そういう条件に合うPCが

どんなPCなのかを知らない。

というのがこの場合の困っていることに当たりますね。

 

このように、相手が困っていることがわかれば、

どうしたらいいのかというのがおのずとわかってくるのです。

 

この場合は、そういうPCを紹介してあげればいい。

ということになりますね!

 

人の話を聞く場合もそうです、

PCのお話のように相手のニーズを聞く。

悩み相談では、それがとっても大切なのです^^

・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・カウンセリングルームこころ音 カウンセラー
元引きこもりのカウンセラー。現在は講師として、毎週(土)講義を行う。
都内のクリニックでカウンセリングも行っている。