「今どんな気持ちですか?」

傾聴の授業をしていると、

こんな質問をしているのを間々聞きますが、

この質問は、実はちょっと危険をはらんでいるのです。

 

それはなぜかというと、

悩み相談の場面では、

人は気持ちを言語・非言語で語ってくれていますし、

その語っている気持ちを分かって欲しいから来てくれるわけですよね。

 

それなのに、相手からするとこの質問をされた時、

「え?これまでこんなに話したじゃない。」

「今どんな気持ちってそれくらい分かってよ!」

「あ、この人は私の気持ちを分かってくれないんだ…。」

なんて気持ちが湧きあがってくる時があるのです。

 

なぜなら僕たちは心のどこかで気持ちを察して欲しいし、

分かって欲しいと願っていたり、

この人だったら分かってくれるはずだと、

そんな期待を強く持っていることが多いからです。

 

こういった期待や願いや思いが

「今どんな気持ちですか?」の質問で断たれて、

関係性が切れてしまい、

相手があまり話してくれなくなる可能性があるのです。

 

勿論質問した側としては、

相手の気持ちを理解したいという一心だと思いますが、

その意図は歪んで伝わってしまい、

上手く受け取ってくれないことがあるのです。

 

だからこの質問はちょっと危険なのです。

 

ですから、どうしてもこの質問をしたい場合は、

この質問をする前に、

どんな気持ちなのかを汲み取る努力を最大限にし、

それでもわからなかった時に、

聞くのがいいのではないかなと思います!

※あ、勿論これは僕の個人的な意見であり、カウンセリングにおいて全般的にNGとされているわけではありません。

・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 ・カウンセリングルームこころ音 カウンセラー
元引きこもりのカウンセラー。現在は講師として、毎週(土)講義を行ってる。また、都内のクリニックでカウンセリングも行っている。目指すは、「記憶に残らないカウンセラー」。カウンセラーのおかげより、自分の力で前に進めた実感を持ってほしい。ただ、理想への道のりは長い!
お読み頂きありがとうございました。
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