傾聴基礎講座

先日は、心理ケアカウンセラー資格認定講座の再受講日でした。

カウンセラーへの道というのは、

日々日々コツコツと練習をしていったり、

勉強をしていったりの繰り返しです。
※写真は、以前の講座風景です。

 

それぞれの時間が増えていけば行く程に、

自分の力となっていきます。

 

ただ、自分の力になっていくまでは、

少しだけ時間が掛かります。

 

つまり、いくら勉強をしても練習をしても、

出来ない時期があるということです。

 

そこを超えると、

自然と今まで出来ないことが出来るようになってきます。

 

ただ、出来ないと感じる時間が長いと、

自分はやはりダメだとか、

成長していないと感じがちですし、

その感じのままトレーニングや勉強を続けるのは、

案外辛いものです。

 

というのも、

人は成長の実感や喜びがあるからこそ、

続けられるからです。

 

それなしに続けるのは、

それなりの覚悟と、

それなりの意志の力が必要です。

 

だからこそ、

停滞期というのは、

成長の過程で必ず起こるものだと、

そのように捉えて、

その長く先が一見すると見えないような道を、

ただひたすらに進んでいくことも大切なのです。

 

さて、なぜ今日はこのようなことを書いているかというと、

先日の講座での受講生の姿を見て、

それを実感したからです。

 

これまで、労いの言葉を掛ける際は、

どちらかというと、

僕の言葉そのままであることが多く、

僕自身の想像を超えるような言葉は、

今まで出てきたことがありませんでした。

 

でも、先日初めて僕の想像を超える言葉が出てきました。

しかも僕の言葉ではなく、ご本人の言葉で。

 

人は、知らず知らずのうちに成長するものだなと、

心から思ったと共に、

どれだけそれを信頼して関われるかが、

そこに立ち会う人間(講師)として大切であり、

試されることでもあるのだなと、

そんなことを感じたのでした。

 

さて、次回の心理ケアカウンセラー資格認定講座は、9月12日㈯スタートです!

是非お越しくださいね。

・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・カウンセリングルームこころ音 カウンセラー
元引きこもりのカウンセラー。現在は講師として、毎週(土)講義を行う。
都内のクリニックでカウンセリングも行っている。