傾聴が上手くなる一つのコツは、

自分がやったことがないコミュニケーションに

如何にチャレンジし続けることが出来るかです。

 

傾聴を学ぶと、

これまでと違う聞き方を沢山学びます。

 

例えば、自分の間で聞かないこと。

解決をしない時間を作ること。

相手の気持ちを受け止めて言葉にしてから質問をしていくこと。

相手をねぎらうこと。

相手が話したい話が出来るように援助すること。

自分の聞く態度を見つめなおし、整えること。

などなど沢山のことを学びます。

 

このどれも今まで自分がやっていた聞き方と少し異なっているものが殆どです。

 

そして、人は今まで自分がしていたやり方を好みます。

というのも、そちらの方が安心し、落ち着くからです。

 

ですから、

何かを身につける時もいつもパターン(聞き方)に戻ろうとする力が働くのです。

 

どういうことかというと、

人は聞く力を向上したいと思って新しい聞き方を学びますが、

新しい聞き方を学ぶと一時的に聞く力が普段より落ちたと感じる方が多く、

その状態を心地悪く感じてしまうのです。

 

新しい聞き方は、今までやっていない聞き方なので難しいと感じますし、

いきなり出来るものではなく少し時間が掛かるものが殆どですから、

しょうがないといえばしょうがないのですが、

そういう状態になると、今までの聞き方に戻ろうとする力が働くということです。

 

そして多くの方は、その力が働き始めると、

いつもの聞き方に戻ってしまうか、

その講座の時だけ挑戦して、

現実生活に戻った時に結局いつも通りに聞いてしまいます。

 

するといつしか忘れてしまい、結局元通りになってしまうことがあります。

 

僕は、コミュニケーションを向上させていくには、

幅を広げていくことと教わりました。

 

つまり今までやっていない聞き方、伝え方をすることで、

それにより自分のコミュニケーションの幅が広がっていくと教わりました。

 

でも今はこう思います。

 

幅を広げることで、自分の世界観やスキルの幅を広げて、

自分にちょうどいい振れ幅を見つけていくことはとても大切ですが、

学んだ新しい聞き方を如何に自分に取り入れて、

挑戦し続けられるのかが幅を広げることよりも大切だと。

 

どんなスキルも、どんな知識も、

繰り返し学び、体に染み込ませて初めて使えるようになります。

 

そこへの近道はなく、

地道にただ繰り返していくしかないのです。

 

聞く力もスポーツと同じです。

繰り返しやっていくしかないのです。

 

そしてスポーツと同じように、

地道にやっていくことが結局は一番の近道なのだと、

そんなように思うのでした。

・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・カウンセリングルームこころ音 カウンセラー
元引きこもりのカウンセラー。現在は講師として、毎週(土)講義を行う。
都内のクリニックでカウンセリングも行っている。
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