相談にのっている時に、

自分のパフォーマンスが発揮できない時ってありますよね。

つまりいつも通りに聞けない時です。

 

いつもより考えられなくなったり、

いつもはもっと視野を広く聞けるのに…

相手の気持ちに共感できるのに…

頭がぐるぐるする感じがあったり…

 

そういった普段通りに聞くことが出来ない時、

それは相手から影響を受けている場合があります。

 

ですから、

「いつもの自分の聞くパフォーマンスが発揮できない時は、

相手からの影響を受けていると考えて、姿勢を変えたり、

すこし距離を取ったりと、兎に角相手からの影響を受けないようにする。」

そういったことが大切だと、

最近先生から学びました。

 

確かに僕たちは、話を聞いている時に相手から影響を受けます。

 

僕自身も

「なんだか共感できないな…。」

「ずっと同じところをグルグルしている気がする。」

「問題ばかり聞いているな…。」

といったことに気づくことがあります。

 

勿論気づかない場合も多くありますが。汗

 

ただ、そういったいつも通りのパフォーマンスを発揮できない時、

勿論自分自身にも要因はありますが、

相手から影響を受けている為に発揮できないのだ

という視点もとても大切で、

それに気づいたら普段の自分の通りに聞けるように、

工夫していくことが大切なのだと、

改めて感じたのでした。

 

ちなみに普段の自分の通りに戻るには、

体感覚を意識して自分の中心に帰ることや、

体の生理状態を変えることが一つのカギです。

 

体の生理状態を変えるには、少し体を動かしたり、

姿勢を変える、少し肩を動かす、

深呼吸をするなど

ちょっとでも状態が変わればオッケーです。

 

また、真正面に座って聞いていたら、

ちょっとだけ席をずらすとか姿勢をズラすとか、

そういったことでも効果がありますよ。

・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・カウンセリングルームこころ音 カウンセラー
元引きこもりのカウンセラー。現在は講師として、毎週(土)講義を行う。
都内のクリニックでカウンセリングも行っている。