「変化を認めることに失敗することが、変化を妨げるのである。」
ポール・L・ワクテル
これは様々なことに当てはまる金言だと最近感じます。
クライアントに対しては勿論のこと、自分に対しても言えます。
自分が変わっていないことに目を向けて、
変わっている点に目を向けることが出来なかったりする時、
僕たちは、自分の変化を認めることができず、
結果的に変化をすることがなかなか出来ない。
僕たちは日々あらゆる面で変化しているけれど、
それを認めることに失敗する時、
変化が難しくなってしまう。
誰かの悩みを聞いたり、
誰かのサポートをする時、
相手の問題点ばかりに目がいくと援助は上手くいかず、
「変わらないな…。」なんて相手を捉えてると、
結局相手が変わっている点に目が行かず、
それが結果的に相手にも影響を与えることがある。
援助側が変化を認めることを失敗すると、
援助される側も変化を認めることに失敗してしまう。
そんなこともあるように思う。
変化をしていることを認めることが、
変化を促進するのだ。
変化をしていることを受け入れていくことが、
変化を促していくのだ。
