昨日は、一日中講義でした。
お話を聞くだけではなく、
相手の気持ちを汲み取り、言葉を掛けていく。
ねぎらいのトレーニングを行いました。
僕たちの気持ちは、感情と考えででき上っています。
ここでいう感情とは、怒り・喜び・悲しみといったような
僕たちが常日頃感じているものを指します。
考えとは「何であんなことされないといけないんだ。」
「彼とディズニーに行ける!そこに行ったら○○に乗って…。」
といったように僕たちが常日頃考えているものです。
この「感情」と「考え」で気持ちが成り立っている為、
相手の「気持ち」を理解する為には、
相手の感情と考えの両方を理解する必要があり、
どちらか片っぽだけでは、
相手の気持ちを理解することができないのです。
例えば、相手が「怒っている」という感情は理解できた。
でも、どうして怒っているのかが分からない。
なんてことがありませんか?
そんな時は、相手の「考え」が理解できていない状態です。
ですからどうしてそんなに怒っているのか、
その理由(考え)を理解する必要があります。
その考えは例えば「部下が自分の指示した通りに仕事をしてくれない。」
だとしましょう。
そうすると、「あ、そうか。それはイライラするよね。」と
納得できるのです。
一方で、考えだけが分かっても感情がわからないと気持ちが理解できません。
例えば、「普通はさ、ちゃんと相談しくれるべきでしょ。パートナーなんだから。」
という考えは理解できたとしましょう。
でもこれだけだと、それが不満なのか、怒りなのか、
それとも悲しみになっているのかといったような、
どのような感情かがわからず、
やはり相手の「気持ち」が理解できません。
このように相手の気持ちを理解するには、
相手の「感情」と「考え」の両方を理解する必要があるのです。
昨日の講義では、このようなお話をさせて頂き、
その後、その理解できてきた相手の気持ちに対して、
ねぎらいの言葉を掛けていく実践トレーニングを行いました。
次回の傾聴実技コースは、4/6(土)スタートです!
