人生に問題はつきものです。
どうやっていても起きるものですから、しょうがないものなのです。
とはいえ、やっぱり起きるのは嫌なものですよね。
その問題に対して僕たちは思い悩むわけですが、
その時に、悩めるということはとても大切なことなのだと、
以前にカウンセリングのトレーニングを受けていて感じ、
また、先生にそのように教わりました。
その言葉を聞いた瞬間まさにそうだなと感じたのです。
その言葉は、こんな言葉でした。
「悩む力がある人はどうにかなりますよ。でも、悩めない人はどうにもならないですね。」
悩む力がある人というのは、何とかしようとします。
その力がとっても大切なのです。
また、悩める方は自分の課題に気づいるので、
何とかその状態を打破しようともがくわけです。
一方で悩めない人というのは、問題が起きた時にそれを外側で起きていると捉えます。
ここでいう外側とは、人のせいであり、自分の責任ではないということです。
勿論そういった自分の責任ではないケースはたくさんありますが、
その責任が自分にあり、自分が思い悩むべきことだとしても、
悩めない人はそれに気づくことができません。
気づくことができないという事は、
行動ができないということですから改善は認められないですし、
なんとかしようという気持ちもわいてこないのです。
ですから、なんともならないのです。
では、気づかせればいいのかというとそういう問題でもありません。
というもの問題は本人が認識し、気づいて初めて問題となりますから、
それを本人が受け入れ、気づかないといけません。
でもなんでもかんでも気づけばいいということではありません。
気づかないことの方がいい。なんてこともありますからね。
少し話はそれましたが、悩めることも一つの才能であり、
悩みを抱えているという事は、何とかなるのです。
今なんとかならないとしても、
悩み続ける力があれば、道は開けるのです。
