虚しさは、胸がぽっかりした感じがします。

今まで楽しかったことが楽しくなくなったり、

今まで価値を感じていたものが価値がないと感じたり、

そういったことも多くなってきます。

 

それはこれまで色づいていた世界が色あせていくような、

そんな感覚も伴います。

 

なぜそのような感覚になるのかというと、

これまで自分が大切にしていたものが失われてしまった感覚が伴うからです。

 

それは、大切な人を亡くした時に虚しくなると思いますが、

その時と同じような感覚に陥るのです。

 

このように虚しさは、大切な何かが自分から失われてしまったような

そんな喪失感を伴うのです。

虚しさの裏にある感情は、悲しみと寂しさ。

虚しさの裏には、悲しみと寂しさがあります。

悲しみは、大切なものが失われてしまったショックを受け、

また、失われてしまったと感じる大切なものとの繋がり感じたくて、

寂しさがわいてきます。

 

それはまるで大切な自分の一部が欠けてしまったような、

自分の心の中にある大切な人の存在がいなくなってしまったような

そんな悲しみ(ショック)と寂しさなのです。

 

だからこそ、その虚しさを感じる体の一部に意識を向けると、

ぽっかりと欠けた感じがするのです。

 

ただ、ここの虚しさに意識を傾けるのは大切です。

なぜなら虚しさを感じながら、そこにふたをしながら働き続けたり、

何か行動をし続けていくと、バーンアウトといって燃え尽き症候群になり、

立ち上がるまでにかなりの時間を要するようになってしまうからです。

 

その為、虚しさに気づき蓋をせずに意識を傾けてられること、

傾けて上げるその行為自体がとても大切になことなのです。

それは自分を守る上でも、自分を大切にする上でもです。

 

なぜなら虚しさには、寂しさが伴いますから、

そこから目を背けることは、自分の中の寂しさを一人ぼっちにすることになります。

すると余計に寂しさや虚しさは消えていきません。

 

寂しい自分を一人ぼっちにしてあげずに、

寄り添ってあげることが大切なのです。

 

また、もしあなたが虚しさを抱える方のお話を聞く場合は、

その気持ちを受け止め、労うことも大切ですし、

こういったことや、次にお話をすることを知識的に身につけておくことも大切です。

虚しさの対処には二通りある。

例えば、ご主人様と死別してしまった奥様がいたとしましょう。

奥様には二つの選択があります。

一つ目は、亡き夫との思い出を大切にして、新しい相手を見つけてその方と幸せになる。

二つ目は、亡き夫のことを生涯大事に思って、その後も一人で生きていく。

どちらも大切な生き方ですよね。

 

虚しさに対する対処もこの二つの選択肢と似ています。

 

一つ目は、その欠けたものに意識を傾けて、その欠けたものに気づき、

それが何か他の新しいものや行動で満たすことができるそちらに取り組むことです。

 

例えば、虚しさに意識を傾けてた結果として、欠けていたものは、

小さい頃の純粋に研究をして楽しめていた心やその喜びだとしましょう。

 

それが何か別の対象を研究することで満たすことができるのでれば、

その新しい行動をしてみることです。

 

ただもし、それでダメな場合は、この世に替えなどなく、

たった一つのものが失われてしまったと感じていますから、

他で埋めることはできませんし、その必要はありません。

 

この場合は、大切な人がなくなったら喪に服するように、

喪に服することが大切です。

失ってしまったものを悼む時間が必要です。

それほど大きなものが失ったり、欠けてしまったと感じているのですから、

時間をかけて悼むことが大切なのです。

 

そして時間がたったら、心の中で思い出の整理をすることが大切です。

心の中に散らばったかつて大切だったその思いを整理し、心のアルバムに閉じておくことです。

 

確かに今はそれに対して価値を感じなくなったかもしれませんが、

以前は感じていたのですから、その自分を今からでも思い出し、

それほど大切にしたかったし、大切にしていた自分を懐かしむのも必要な時間なのです。

虚しさは次の段階へ行くときにおこることが多い。

また、虚しさは、次のステージへと行くタイミングである場合が多いのです。

 

なぜなら虚しさは、今まで価値を感じていたものに対して

価値を感じなくなるタイミングであるからです。

 

つまり今まで大切にしていたものから離れ、

何を大切にし、大事にしていくのかが変わった、別の自分へと変化していく。

 

そんなタイミングなのです。

 

虚しさに意識を傾けるぽっかりした感じが沸き上がってきて、

何とも言えない気持ちに襲われます。

そしてそういった虚しさを癒していくのはどうしても時間がかかります。

その為、ゆっくりと少しずつ自分の気持ちと折り合いをつけながら、

自分が大切にしてた思いの強さや、昔を振り返っていくことが大切なのです。

・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 ・カウンセリングルームこころ音 カウンセラー
元引きこもりのカウンセラー。現在は講師として、毎週(土)講義を行ってる。また、都内のクリニックでカウンセリングも行っている。目指すは、「記憶に残らないカウンセラー」。カウンセラーのおかげより、自分の力で前に進めた実感を持ってほしい。ただ、理想への道のりは長い!
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