悲しみや不満を強く抱えているけれど、
なかなかそれを言葉に出来ない方がいます。
僕のところには、そういう方が多く来ます。
わかってもらえた経験や、
受け止めてもらえた経験が極端に低い方や、
自分から言わずに諦める事が多かった方です。
そういった方は、
悲しみや痛みを抱えていますが、
なかなか言葉にすることが出来ません。
こちら側からねぎらったとしても、
一時的に気持ちは楽になりますが、
また痛みがたまってきてしまいますし、
もうひとつ弊害があります。
それは、ねぎらいや共感だけですと、
今の状態を「保証」してしまうことになりがちなので、
相手のその言わないというパターンを保証し、
やっぱり私は悪くないのだ。
やっぱり辛いと感じていいのだと、
今の状態から動きがなくなってしまいます。
すると、現状は変わっていませんから
一人で抱え、伝わる喜びを味わえないまま、
と悩んでいたところ、先日スーパバイズを受けた時に、
その話になり、こんな話を頂きました。
「自分の気持ちを押し込めていますから、
「その上で、
そこでハタと気づきました。
確かに、、、伝わった経験がないのだろう。
だからカウンセラー側がまずは安全な場で受け止める事が大切なのだと。
今まで諦めて言わない選択をしてきたが、
今はそれを学び直すタイミングで、
安全な関係性のもとで、
表現の仕方を学び、
言ってもいいんだと感じてもらうこと、