
カウンセリングをしていると、
今までの苦しい体験から、
どうしても自分の本音を喋れなかったり、
安心できる人間関係を築けなかったり、
といったように日常生活において、
安心して過ごせる環境がない場合があります。
そういった場合は、援助者との関係で
安心できる場所や、関係をまずは作る
ということが大切になってきます。
つまり「日常のストレスから離れられる場」です。
それは例えば我慢しなくてもいい場所であり、
本音を話してもきちんと受け止めてくれる場であり、
落ち着く場です。
話を聴くことも大切ですが、
そういった場を作ること。
これもまずは大切ですし、
とても大切な援助になります。
話を聴くときに、
「この場は、
そんな視点もとっても大切です。
聴くことが難しい場合は、
そんな場づくりから取り組んでもいいのではないでしょうか。
