自分との約束の重さを知る人。
世の中には、自分のことを後回しに出来る人がいる。
自分でやるんだと思ったことを必死でやろうとする人だ。
周りからすると、
「一体全体なんでそこまでするの?」
と思ってしまうこともある。
だから、こう声を掛けたくなる。
「そんなに辛いなら辞めてもいいんだよ。」
「自分を犠牲にしてまでやる必要はないよ。」
って。
でも、そう声を掛ける人は分かっていない。
自分を犠牲にはしてないのだ。
困難にぶつかっていても、
自分がやるんだってそう思って、
その気持ちを大切にしているのだ。
そして、そういう気持ちを大切に大切にしているんだ。
自分との約束だから。
誰よりもその重みを分かっているんだ。
困難にぶつかった時。
僕たちは自分が可愛いから、
自分のことをまず第一に考える。
でも、困難にぶつかった時に、
そうじゃなくって、
自分のことは後回しに出来る人は、
やっぱり僕はすごいなって思うのだ。
だから、
「そんなに辛いなら辞めてもいいんだよ。」
「自分を犠牲にしてまでやる必要はないよ。」
と言う変わりに、こう言葉を掛けてみよう。
「あなたは、どんなに困難な状況でも、
どんなに自分が大変でも、自分が決めたことに対しては、
やろうと思ったことに対しては、常に誠実であろうとする人ですね。」って。
「あなたは、どんなに困難な状況で、
どんなに自分が大変でも、人が自分を優先してもいいんだよっていっても、
自分がやろうと思ったことに対しては、自分を後回しに出来る素敵な人ですね。」って。