相手をねぎらう一日。
今日の午後は、傾聴基礎コース。
2日目の今日は、「相手をねぎらう」日。
お話を丁寧に聴くことってとても大切です。
そして、その受け取ったこともとに、
相手に丁寧に言葉を届ける。
これもとっても大切ですよね。
聴くことと、伝えること。
コミュニケーションではやっぱり両方が大切です。
今日は、如何に伝えるのか、ねぎらいとは何なのか?
という所をお話をして、実際に体験して頂きました。
ちなみにですが、「ねぎらい」と「ほめる」ことは違います。
「ほめる」というコミュニケーションは、
相手の行動や能力などに声を掛け、
どちらかというと「結果」に対して声を掛けます。
「合格したんだ!すごいじゃん!」といったように。
そして、ほめるというコミュニケーションは、
少し上から目線が入っています。
「ねぎらい」というコミュニケーションは、
相手の存在や、人生や、思いや、背景、プロセスに声を掛けます。
「結果」に声を掛けるのではなく、そのプロセスや思いに声を掛けます。
「あの努力の日々がついに形になりましたね。」といったように。
このように「ねぎらい」と「ほめる」のは、ちょっと違うのです。
今日は、この「ねぎらい」のトレーニングです。
ただ、相手をねぎらうその前に…
ご自分をねぎらってもらいました。
相手をねぎらおうにも、
まずは自分をねぎらい、
自分にかけて欲しい言葉を掛けること。
これがとても大切だからです。
自分がかけてほしい言葉を知っていると、
相手がどんな言葉を掛けてほしいのか、
なんとなくわかってきますが、
自分が掛けてほしいことばがわからない、
つまり、自分をねぎらっていないと、
相手をねぎらうことはなかなかできません。
今日は、その一端を体験して頂いて、
ロールプレイなどのトレーニングを通して、
ねぎらうを体験学習してもらいました!
聴くだけではなく、相手をねぎらう。
とても大切なことですよね。
さて、次回の傾聴基礎コースは、来年(2018年)3月3日(土)スタート!
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