プロとして聞く方が友だちより楽な理由

プロとして聞く方が友だちより楽な理由

僕は、以前に原田先生からこんなことを教わりました。

「プロして関わる方が、友だちとして関わるより、

ずっと楽なんですよ。」

って。

最初は、「まぁ~確かにそうだよな~」

程度にしか思わなかったこのことですが、

最近は、つくづくそうだよなと感じます。

友だちとして悩みを抱える友人の相談にのると、

友だちだからこそ、いつも一緒にいるし、

ましてや家族だとそのいる時間は、もっと長いわけですよね。

ずっと傍で支え続けるってとっても大変ですよね。

かたやカウンセラーは週に1回1時間程度の関わりなのです。

勿論、カウンセリング外で会うこともありませんから、

関わる時間は、家族や友人に比べて本当に一瞬なのです。

プロはお金をもらって相談にのります。

カウンセリング受けに来る方は、

自分で稼いだお金をしっかりと払って、

カウンセリングを受けにきます。

無料だと受ける方も気合が入らないですよね?

「無料だからこの程度でいいか」

ってついつい考えてしまいますが、

自分で稼いだお金を使うとなるとまた別です。

自分もそれなりに心の準備が必要になってきます。

「何を話そう?」

「自分の何を変えたいんだろう?」

「自分の問題は何だろう?」

「しっかりとこの人は受け止めてくれるのかな?」

「効果があるんだろうか?」

そんなことを考え始めます。

そうすると、自分の悩みに対しても、

より解決しようという気持ちが湧いてきますし、

受けるって決めた瞬間から、

変化は始まってきます。

また、お金を払ってでも解決したいことがある。

ということもポイントとなります。

つまり、カウンセリングには

何を解決したいかが明確な方が来るのです。

勿論、曖昧な方がいますが、

共通して解決したい何かがあるのです。

プロは契約を取る。

そして、最も違うのは、

そういう何かを解決する為に来るので、

その為に「契約」を結べること。

これが友だちとプロの最大の違いです。

契約とは、カウンセリングの時間を、

「何をどのように解決していくお手伝いをするのか」

を決めて、合意を取るということです。

この合意が取れれば、

悩みの解決へ向けて一緒に進めることもできるし、

心のテーマに立ち入ることもできるのです。

でも、友だちの場合は違います。

友だちの場合は、ちょっと難しくなっていて

この明確に解決したいものがない。

という場合が多く、ただ聞いて欲しいという場合が多いこと。

自分で解決する道よりも、

アドバイスを求めていることが多いこと。

そして、もし解決を望んでいたとしても、

相手はあなたにプロのカウンセラーとしてのような、

解決を望んでいる訳じゃないこと。

つまり、やっぱりあなたには友だちでいてほしいこと。

友だちだからこそ、友だちのままでいたいこと。

でも、相談された以上、

「友だち」だからこそ、

何かをしてあげたい気持ちが湧き上がってくること。

プロであれば、そこは割り切れますが、

友だちだとそうはいかないこと。

このように、友だちとしてかかわる時、

複雑な気持ちが絡んでいるので、

プロとして関わる方がずっと楽なのです。

勿論、友だちだからこそできることも、

友だちだからこそしていいことも沢山ありますけれど。

プロだからこそ、契約を交わすからこそ、

僕たちは心理的援助が出来るのです。

そこがやっぱり友だちと違って、

僕は楽だと感じるのでした。

・横浜実践心理学教室 講師 ・カウンセリングルームこころ音 カウンセラー

元引きこもりのカウンセラー。現在は講師として、毎週(土)講義を行ってる。 目指すは、「記憶に残らないカウンセラー」。カウンセラーのおかげより、自分の力で前に進めた実感を持ってほしい。ただ、理想への道のりは長い!

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