心理療法とカウンセリングの違い。

心理療法とカウンセリングの違い

心理療法とカウンセリングの違い。

最近よく講義をしていると、この違いを説明する機会が多いので、

今日は簡単に書いていこうと思います。

そもそも、心理療法(サイコセラピー)とカウンセリングは、

始まった起源に違いがあります。

心理療法は、精神医学の分野から始まり、

うつ病や統合失調症や神経症などの治療目的から始まり、

個人がそれぞれの臨床経験から治療するための理論的基盤を作り、

その上でどのようにすれば治っていくのかという方法論や技術を作りました。

また、その目的は治療をすることです。

なので、心理療法の多くは創始者がいて、

昔の人はその方に、心理療法を学びに行ってトレーニングを受ける。

というのが一般的でした。

心理療法は、例えば昔のものであれば精神分析やゲシュタルト療法、

行動療法、認知療法、論理療法、再決断療法 催眠療法 etc…

といったようなものがあります。
余談ですが、神経症の方の治療に心理療法を初めて用いたのは、
有名なフロイトさんです。
フロイトさんは数々の理論を出し、今でもその影響は残っています。

カウンセリングは職業訓練からスタート

さて、ではカウンセリングはどこからスタートしたのかというと、

アメリカで不況があった時に、就職できな人が続出した為、

職業訓練からスタートされたとされています。

ですので、当初の目的は職に就けない方が、

就職できるように教育的アドバイスをするということだったのです。

さて、職業訓練からスタートしたカウンセリングですが、

この目的は、サイコセラピーとは違い、症状の治療ではありません。

カウンセリングの目的は、言語・非言語コミュニケーションを通じて、
自己成長を目的とするものなのです。

少し豆知識ですが、このカウンセリングという言葉を広げるのに

多大な貢献をした方が、「カール・ロジャースさん」です。

この方は、日本のカウンセリングにも大きな影響を与えました。

まとめ

さて、まとめますとこのように、心理療法とカウンセリングでは、

「起源」と「目的」が以下のように違うのです。

【起源】

心理療法=精神医学

カウンセリング=職業訓練

【目的】

心理療法=症状の治療が本来の目的

カウンセリング=自己成長が本来の目的

 

ただ、現在ではこの区別はほとんどありません。

カウンセリングといった時に、

昔でいう「カウンセリング」と「心理療法」を合わせて呼んでいる

というパターンが大半ですし、現在ではその区別はないに等しい状態です。

色んな療法やカウンセリングが出てきていますので、

昔ほど区別が明確につき辛くなったのもその一つの要因です。

 

ちなみに、この教室では対話を通して自己成長を目指していますので、

どちらかというとカウンセリングよりのことを教えています。

ご興味があればお気軽にお越しくださいね。

・横浜実践心理学教室 講師 ・カウンセリングルームこころ音 カウンセラー

元引きこもりのカウンセラー。現在は講師として、毎週(土)講義を行ってる。 目指すは、「記憶に残らないカウンセラー」。カウンセラーのおかげより、自分の力で前に進めた実感を持ってほしい。ただ、理想への道のりは長い!

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