横浜実践心理学教室

続けることは責任をとること。

昨日は、一日講義でした。

最近は、午前から午後にかけて講義をすることが多くあり、

さすがにちょっと疲れることがあります。(笑)

 

このお教室も、始めてからもうはや3年半以上が経ちました。

本当にいろんな方々にお越し頂いて、

自然に季節があって、いろんな表情を見せるように、

この教室にもいろんな時期があったように思います。

 

最初のころから比べると、自分もだいぶ変わってきたもんだと、

そう感じるこの頃です。

そして、不思議と受講生の方の層もまた、だいぶ変わってきたように思います。

 

以前だったらきっと来ないだろうな~という方が来てくれたり、

不思議なものです。

それもこれも皆さんの支えもあり「続けて」これたおかげです。

 

続けること。

 

それは、目には見えないれど、

とても価値があることなんだなって最近感じます。

 

前は、始めることの方が難しいように感じていました。

僕は引きこもったりしていましたから、

最初の一歩が踏み出せない瞬間が多かったからかもしれません。

だから、最初の一歩はとっても怖く感じていました。

 

でも、いざ何かへの一歩を踏み出して、

スタートしてみると…

 

続けること

 

その方がずっと難しいじゃないか!

聞いてないよ!って思うことがあります。

そりゃそうです。

だれにも聞いてないから、教えてくれるわけがないのです。(笑)

 

何かを始めるということは、

何かを表現することでもあります。

 

何かを発信するということは、

責任が生じるということでもあります。

 

そして、続けるということは、

たった一回きりの発信ではなくて、

当たり前ですが、発信し続けるという事でもあります。

 

発信し続けること。

 

これもとっても難しいのです。

 

一回限り、何かを伝えることは案外に容易です。

でも、志しを持ちづつけ、発信し続けることはとっても難しい。

 

だから、それを何年も続けている椎名先生や、

これまでいろんなことを教えてくれた先生方は、

とってもすごい方なんだなって、

改めて思います。

 

続けていくと、

色んな困難にぶつかります。

 

スキルが足らない。

伝わらない。

受け取れない。

知識不足。

在り方がなってない。etc.

 

本当にいろんな壁にぶつかり、

その度に、誰と向き合うのかというと、

目の前の人と向き合っている自分と最後は、向き合うことになります。

 

「受講生の熱量に応えられているかな?」

「自分は、人に言える程出来てるかな?」

「お前は(自分)どうなんだ?」

って。

 

何かを続けていくことって、

最後は自分と向き合い続けること。

 

そして、続けることは、

始めた責任を取ることだと、

僕はそう感じます。

 

勿論、だれも責任を取って欲しいわけじゃない。

だけれど、始めて、続けて、そこに関わる人が出来たら、

それに対してはしっかりと向かい合う必要があるんじゃないかって、

僕はそう思います。

 

何かを続けていくには、

そんな誠実な姿勢が大切なんじゃないかと、

そう最近感じています。

 

さて、誠実になれているかな?

私も、あなたも。

・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・カウンセリングルームこころ音 カウンセラー
元引きこもりのカウンセラー。現在は講師として、毎週(土)講義を行う。
都内のクリニックでカウンセリングも行っている。