話が聞ける人。聞けない人。

話を聞ける人と、聞けない人。

その違いは何でしょうか?

 

上手く話を聞く事が出来る一方で、上手く話を聞けない人がいます。

話をうまく話せなくても、聞くことが下手な人もいます。

聞くことはうまくても、話が苦手な人もいます。

 

今日はその違いをちょっとだけご紹介していきます。

話が聞ける人は、相手に興味を持っている。

さて、最初の違いはこれです。

相手に興味を持っているか否かです。

 

相手の話を聞くということは、相手の価値観や相手の世界の話を聞くということです。

そもそも相手に興味がなければ、相手の価値観(大切にしていること)や、

相手の世界観にも興味がわかないですから、話が聞けないのです。

 

逆に、話を聞くのが上手な人は、相手の価値観(大切にしていること)や、

相手の世界観に興味を持ってお話が聞ける人なのです。

「なぜこの人はこの映画が好きなんだろう?」

「どこが楽しいって感じたんだろう?」

「どう考えたら、そんな言葉が出てくるんだろう?」

といったように、興味や関心を持って話を聞く事が出来るのです。

 

僕の先生である原田幸治先生は、こう言っていました。

「相手にどれだけ意識を傾けるられるかで、相手をどれだけ理解できるかが決まる。」と。

 

まさにその通りだなと感じます。

 

ただ、この「興味を持つ」ということが厄介だと感じる人は実は多くいますよね。

相手の趣味とかよくわからないとか、例えばゲーム好きじゃないし…。

といったように相手が興味を持っていること自体に興味がわかないといった場合です。

 

この場合は、相手の興味や関心ごとそのものではなくて、

そのどういった部分が楽しくて、嬉しくて、すごいと感じているのか

といったその興味や関心ごとを通した感情を理解しようとすると、

興味や関心ごと自体はわからなくても、

それを通して起きる感情はすべての人に共通して分かるはずですから、

そういったポイントを理解しようとすると、

興味を少しずつ持てるようになってきます。

話を聞くのが上手い人は、相手のペースを大切にする。

話を聞くのが上手い人って、間を取るのが上手です。

上手に相手が考えやすいように、相手が話しやすいように、

良いタイミングで頷いたり、質問をしてくれたり、

間を取ってくれるのです。

 

つまり、自分の間ではなくて相手の間で話を聞く事が出来るのです。

すると、相手は自分のいつもの間でコミュニケーションができますから、

話しやすいのです。

 

一方で、話を聞くのが上手くない人は、

自分の間で話を聴いてしまいます。

自分のタイミングで質問したり、

相手に考える間を与えてあげなかったり、

途中で口をついつい挟んじゃったり。

そういったことが多いのです。

 

すると、話始めのタイミングが一緒になって、

気まずくなってしまったりするのです。

 

ではどのように間を取ったらいいの?という方は、こちらの記事を読んでみて下さいね。

話を聞くのが上手い人は、受け止め上手。

人は自分の話や気持ちを受け止めてもらえると、「ほっ」とします。

これを読んでくれているあなたもきっと経験がありますよね。

話してみて、受け止めてもらえて、ほっとして安心した瞬間が。

 

なぜ人は受け止めてもらえるとほっとするのかというと、

人に話をする時って、

「否定されないかな?」

「間違っているっていわれないかな?」

という否定されるかもしれない恐怖を抱えています。

 

そして、

「やっぱり自分だけがこんな考えをもっているのかな。」

という私だけかもしれないという不安を抱えていることが多いのです。

 

人に話をするということは、

その恐怖や不安を抱えながら話をするということです。

だから、そこで聞き手が相手の話や気持ちを受け止めることで、

「あ、わかってくれた。」

「間違ってなかった。」

「自分だけじゃなかった。」

といったように、とっても安心するのです。

 

そして、自分では受け止められないことも、

人に受け止めてもらうことで、自分を受け入れられる。

なんてこともありますから、聞く時に受容することって、

とっても大切なのです。

 

でも、なかなか受容ができない。

すぐに自分の考えを伝えてしまったり、

こうした方がいいよ。

ってアドバイスをしたりしがちな人は、

往々にして聞くのが苦手という人が多いのです。

 

それはなぜかというと、

そういったコミュニケーションを繰り返していると、

そもそも話してくれなくなってしまう。

なんてことが残念ながらあるからです。

 

ただ、もちろん何でもかんでも受容することが大切かというと、

そうではありません。

 

仕事の場面では受容よりも優先することがあったりしますからね。

 

ただ、どの場面でも、

否定から入らずに、ただじっと聞いてみる。

というコミュニケーションは、会話を円滑に進める事が多いのです。

 

そしてそして、こういうことを書くと、

「受容しなきゃ!」って思って話を聞く方がいますが、

それだと多くの場合上手くいきません。

 

それは、受容しなきゃっていう時は、

そうしなければいけないけど、

本当はしたくない。

という自分の気持ちを受容できてないからです。

 

だから、最初は無理せずに、

受け入れる事ができる範囲で、受容をしてみる。

そんなところから入っていくといいかもしれませんね!

 

そして、受け入れられるに越したことはない。

なんて、そんな気軽なスタンスで取り組んでみて下さいね。

聞き上手は、気持ちを合わせるのが上手。

話をしていて、話しやすいな~っていう人は、

自分と同じような気持ちで話を聞いてくれる人です。

 

こちらが楽しそうに話をしたら、

相手も興味をもってくれて、同じく楽しそうに聞いてくれる。

 

こちらが怒っていたら、

一緒に怒ってくれる。

 

こちらが悲しんでいたら、

一緒に悲しんでくれる。

 

といったように、同じ気持ちでお話を聞いてくれる人に話をすると、

なんだか楽しいし、話しやすいな!って感じますよね。

そう、聞き上手な方は、相手と同じような気持ちで聞いてくれる人なのです。

 

逆に、聞くのが苦手な方はこんなことをよく言われてしまいます。

「ねぇ、ちゃんと聞いている?」

「この話興味ある?」

なんて。

 

これは、相手が自分が話している状態と、

あなたが聞いている状態にギャップがある為に、

「しっかりと聞いているんだろうか?」

と不安になってしまう為に、起こるのです。

あ、ちなみに、僕はプライベートではよく言われます。(^^;

(プライベートはオフモードなのです。(汗)

 

では、同じ状態(気持ち)で聴けばいいの?

というと、「そうです!」なのですが、

気持ちを表現するのが苦手な方もいるので、

無理にテンションを上げたり、下げたりする必要もなく、

あなたなりの気持ちを表現すること。

 

これがとっても大切ですよ。

 

それでも、「ちゃんと聞いている?」と言われるようであれば、

誤解されやすい事や、気持ちを表現するのが苦手なんだって。

素直に伝えてみましょう。

 

無理のないコミュニケーションが一番ですからね。

聞き上手は相手の話を取らない。

聞き上手な方は、相手の話を取りません。

相手の話を取るという意味は、相手が話している話から自分の話を話し、

聞き手が主役になってしまうということをここでは指しています。

 

主役を取られてしまうと、話し手からすると話す気力がなくなっていきますし、

せっかくの自分の話や気持ちをおざなりにされたと感じることもあるのです。

 

聞き上手な人はそれを心のどこかで知っていて、

相手が主役できちんと自分が話したい物語(話)を話せるように、

相手の話を取らず、逸らさずに受け止めて聞くことができるのです。

 

この逸らさずにというのがとっても大切です。

主役を取らないまでも、聞き手の聞き方によって

話のテーマが相手が話したいことからずれてしまうことがあります。

 

例えば、夫婦関係の悩みを話している時に

聞き手側が姑との関係を聞いたり、そこを広げたりすると、

一見関係しているようですが、本人は夫婦の関係として話したいので、

やっぱりずれているのです。

 

そこで、聞き上手な方は話をそらさずにきちんと夫婦関係の話を聞くことができるのです。

まとめ

さて、これまで話が聞ける人、聞けない人の違いを色々と書いてきましたが、

話を聞くのが苦手だなって感じる時に、一つでもやってみようかなというものがあれば、

是非取り組んでみて下さいね。

 

興味を持たなきゃ!

相手のペースを大切にしなきゃ!

相手の話を受け止めなきゃ!

気持ちを合わせなきゃ!

 

って思いながら取り組むのはちょっと辛いかもしれませんので、

興味なら持てそうかな?

ペースなら合わせられそうかな?

受け止めることなら試せそうかな?

楽しい気持ちなら合わせられそうかな?

というもがあれば程度で構いませんので、

どうぞ気軽な気持ちで楽しんで取り組んでみて下さい!

・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 ・カウンセリングルームこころ音 カウンセラー
元引きこもりのカウンセラー。現在は講師として、毎週(土)講義を行ってる。また、都内のクリニックでカウンセリングも行っている。目指すは、「記憶に残らないカウンセラー」。カウンセラーのおかげより、自分の力で前に進めた実感を持ってほしい。ただ、理想への道のりは長い!
お読み頂きありがとうございました。
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