ども!野川です。

単純に相手の役に立ちたい!

と思った時に、大切になることは何だと思いますか?

 

場面は、悩み相談の場面ですね。

 

相手が『最近仕事が辛くて、辞めようか悩んでいる。でも辞めたら、次見つけるのも大変で、すっごい不安。』

と言ってきた時に、こういった相談の時に大切になってくることは何だと思いますか?

 

もし、この時にアドバイスが浮かんできたら、ちょっとそれは今は、脇に置いておいて

それ以外の選択肢を考えてみてください。

 

人の話を聴く事ができるようになると、

こういった相談をされてたときに、何が大切かが分かってきます。

 

するとアドバイスをするのではなくて、

相手がほっと落ち着くような、受け入れてもらえたような言葉がけをすることができますし、

相手が何を聞いて欲しいのかが、なんとなくわかってくるようになります。

 

そして、何を大事にしているのかもわかってきて、

それを大切にすることで、相手も大切にする事が出来ます。

 

相談をされると、ついつい自分がなんとかしなくちゃ!ってそうおもって、

気張っちゃうけれど、そうではなくて、

ふっと息を抜いて、落ち着いて話を聴く事ができる。

すると、相手も同じように肩の力が抜けて、気分が落ち着いてくる。

 

そんなことも話をよく聴けるようになると出来てきます。

 

僕は、以前引きこもっていました。

それも2年間ほど。

 

もうその2年間は、家族とちょっと話すくらいで、

あとは、ゲームのチャットだけです。

 

その時に、ゲームの友人に相談されたました。

『野川さん頭がおかしくなりそうだよ!助けて!』って。

 

その時、僕は本当の意味で聴く事が出来ませんでした。

 

今思えば、そこが人生の一つのターニングポイント。

人のこころや、カウンセリングに興味をもった瞬間でした。

 

あの時の僕は今振り返っても、相手の話は聞いていませんでした。

聴きたいという思いはあっても、それを形にすることはできませんでした。

 

でも、その思いがあったおかげで、カウンセリングを学び始める事ができました。

 

同時に、その思いを形にする術を少しずつ学んでいき、ちょっとずつ身につけてきました。

ただ、その思いが邪魔をすることもありました(^^;

 

人の話を聴くって、一筋縄ではいかないんですよ。

 

自分の癖がでたり、空回りしたりしますからね。

それがとっても大切だったりも、もちろんするんですよ。

 

そして、一筋縄でいかないからこそ、学ぶ価値があって、

相手が人だからこそ、一筋縄でなんかいくわけないんですね。

 

そんな学びを繰り返して、

ちょっとずつ、相手を話を聴くということ、

さっきのような相談をされた時に、

どうやって関わるのか、

なにを聞けばいいのかが分かってきました。

 

そして、聞かなくていいことも。

 

そして、聴く上で何が大切かもわかってきました。

 

それは、すでに僕がもう体験していたことでした。

 

ひきこもりを出ようとしたその時に、

派遣会社に登録にいって、

キャリアカウンセラーに自分の話をして、

ボロボロと大粒の涙を流したあの時に、

既にその答えはもらっていました。

 

深く聞いてもらうと、

自分の深いところとコミュニケーションが取れて、

自分を受け入れる事ができるようになります。

 

そして、、、。

 

自分の中にあるものに気づいていきます。

 

それって、とっても大切な瞬間。

 

そんな瞬間にあなたが立ち会えるように、傾聴講座をしています。

 

そんな瞬間があなたに関わることで、あなたの目の前の人に起こったら、

きっとそれは、その人にとって生きる力に、ほんのちょっとだけでもなると思うんです。

 

それって、とってもすごいことだと思いませんか??

 

そんな時間を少しでも作れるお手伝い。

そんな時間を6/25(土)スタートの傾聴基礎講座でお伝えしています。

 

・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・カウンセリングルームこころ音 カウンセラー
元引きこもりのカウンセラー。現在は講師として、毎週(土)講義を行う。
都内のクリニックでカウンセリングも行っている。