個別の事情を汲んだ言葉がけは、
とても大切です。
よく僕たちは、
個別の事情を汲まずに、
相手を責めるような言い方をする時があります。
例えば何か思わしくない出来事があると、
「なぜそんなことをしたの?」
と僕たちは聞きますが、
この質問は、
シンプルに相手がどういった理由から
そのようなことをしたのか?
というところを聞きたい気持ちから出る質問ですが、
相手からしたら責められている印象を
持ってしまうことがあります。
ですからあまりいい質問ではないのです。
その為、その質問のかわりに
次のような相手の事情を汲んだ質問が大切になります。
「あなたのことだから、そういったことになったのにはよほどのことがあったんでしょう。」
「あなたがそれをしたのには、何かそれなりの理由があったんでしょう。」
このように相手の事情を汲みながらお話を聞いていき、
何が起こったのかを聞いていく。
そんな聞き方の方がうまくいく場合が多いですし、
相手も自分を責めているわけじゃないんだと、
そう分かってくれるのです。
