パートナーから振られた時に、

「見返してやる。」

という気持ちが湧き上がってくる時があります。

 

この気持ちの根底に悔しさがあり、

これはある種の復讐でもあります。

 

僕自身、お付き合いしていた人に振られた時に、

このような心理になったことがありますが、

今思えばそれはやはり復讐でした。

 

「自分がいい男になって振ったことを後悔させてやる。」

そんな思いが根底にはあったのです。

 

この気持ちがなぜ復讐かというと、

実際にいい男性や女性になったとして、

それを元付き合っていた人が見たら、

「なんて人を振ってしまったんだ…。」と、

後悔させたいからであり、

最悪また言い寄ってきた時に

「ごめんね。」って同じように振ることで復讐したい。

 

そんな思いがあるからです。

 

つまり相手にも苦しみを味わってもらいたいのです。

なぜかというと、自分がこんなにつらいからであり、

自分だけこんな思いをするのはフェアではなく、

その辛いことを相手にも感じてもらって、

分かってもらおうという気持ちが働くからです。

 

でも本人の心は、復讐することに意識が向いていますから、

自分の心の奥にあるそういった傷ついた気持ちや、

苦しみに目が向いていないのです。

 

本当は、復讐したいほどに苦しい思いをして、

それを受け止めてあげることが大切なのに、

そうではなくてその苦しみを強引に相手にわからせようと、

攻撃に出ているのです。

 

「なんであんな酷い仕打ちをするんだ!」

「なんで私があんなことされなきゃいけないんだ!」

「私だってもっといい男 or 女になって振ったことを後悔させてやるんだ!」

 

本当は、どんなに傷ついたかを相手に分かってもらいたいだけなのに。

本当は、それほど好きだったから思いを向けてきたからこそ、

そんなに怒りや復讐したい気持ちが強いというのに。

 

本人はそれに気づかないのです。

 

怒りを一時向けることは大切だけれど、

自分が大切にして欲しいものを強引に大切にしてもらう為に、

自分がとても傷ついたことを強引に分かってもらう為に、

怒りを向け続ける必要ないのです。

 

勿論それでも、どうしても諦めきれない時があるでしょう。

そんな時は、相手にそれが伝わるように

コミュニケーションレベルで最大限分かってもらえるように

努力することが大切です。

 

怒りに任せる時、僕たちはその気持ちを上手に表現できませんからね。

 

そして、もしそれでもダメな時は、

外に求めるのではなくて、

自分が自分の気持を分かってあげる。

 

傷ついたことや、

大切にして欲しかったことを、

誰よりも自分が分かってあげる。

 

そんな取り組みが大切なのです。

・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 ・カウンセリングルームこころ音 カウンセラー
元引きこもりのカウンセラー。現在は講師として、毎週(土)講義を行ってる。また、都内のクリニックでカウンセリングも行っている。目指すは、「記憶に残らないカウンセラー」。カウンセラーのおかげより、自分の力で前に進めた実感を持ってほしい。ただ、理想への道のりは長い!
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