相手に耳を傾ける。
相手にこころを傾ける。
そして耳を澄ませて聴く。
その為に出来ることは沢山あります。
昨日も受講生が、
「傾聴ってこんなに広く深いんですね。今日学んだことはこれでもほんの一握りなんですね。」
と感想を教えてくれました。
そう出来ることは、広くあり、深く聴けることも沢山あるのです。
聞くというコミュニケーションではなく、
聴くというコミュニケーションは、とても奥深いのです。
例えば、「昨日上司に怒られてしまったんだよね。」と相手に言われた時に、
「何があったの?」と中立的に聴く選択肢もありますし、
「大変だったね。」とねぎらう選択肢もありますし、
「怒られるとやっぱへこむよね。大丈夫だった?」と心配を示す選択肢もありますし、
「そっか。怒られちゃったのか。」とオウム返しをする選択肢もあります。
このようにいろいろな選択肢があるのです。
それにも関わらず僕たちは通常、そういった選択肢を意識することはありません。
”何となく”自分の聴きたいことを聞きますし、伝えてしまうのです。
ただ、これはしょうがないことなのです。
僕たちは、聴き方を学んできていないですからね。
でもちょっと勿体ないなと思うのです。
それはなぜかというと、聴く力は学べば身につくからです。
ちょっと学ぶだけでも、聴き方は全く変わってきます。
なぜなら、学んできてないということは、
気づいていないということであり、
学べることが、出来ることが沢山あるという事だからです。
昨日来た受講生の方も、その出来ることの多さに驚いていました。
そう、僕たちに出来ることは、
僕たちが相手の話を丁寧に聴く為に出来ることは沢山あるのです。
それは星の数ほども。
だからあなたがもし今、相手の力になりたいけれど、
どう接したらいいかわからない、
どう聞いたらいいかわからないと
そんな思いを抱えているとしたら、
是非学びにいらしてください。
その答えが見つかるかはわかりませんが、
その為のヒントや出来ることはきっと見つかると思います。
あなたと学びを共にできる時を心から楽しみにしています。