『気持ちを理解する為の1つの方法』

気持ちを理解する為の1つの方法

お話を聴く時に、

相手の本音を聴いたり、

気持ちを聴きたいわけですが、

その時に役立つ視点があります。

それは、話を聴く時に相手の心を担当別に

分割をして聴いていくということです。

例えばこんなようなことです。

「いや~会社辞めたいんだよね。

でも、辞めてもいい会社見つかるか不安なんだよね。」

という会話では、

会社を辞めたいと感じている担当がいて、

もう一人辞めた時の不安を感じる担当がいます。

つまり登場人物は二人です。

辞めたい担当 と 不安を感じる担当です。

このように相手の話を聴く時に、

「そりゃ辞める時不安だよな。」って聴くのではなく、

「二つの担当が出てきているんだな。」って聴いてみる。

すると心の動きが捉えやすくなります。

もう一つ例を挙げてみましょう。

「彼女に振られて苦しくってさ…。

おれやっぱりすっごい好きだったんだよね。

だから急に振られてすっごいショックで、

悲しくて悲しくて…。

たださ、自分勝手に接してきたから、

やっぱりそういう所がダメだったのかなって…。

でもさ、不満があるんだったら言って欲しかったんだよね…。

云々かんぬん。」

さて、この会話の中に何人の担当がいるかわかりましたかな?

実は次のように沢山いたのですよ。

・振られて苦しみを抱える担当

・まだすっごい好きと感じる担当

・振られて寂しさを感じる担当

・振られて悲しみを感じる担当

・自分のしてきたことを後悔させる担当

・不満を言ってくれなかったことに怒りを感じる担当

といったように6人の担当が出てきました。

このように人の心の中には、

それぞれ悲しみや怒りや寂しさや、

喜びや楽しさや、感謝や愛といったように

様々な気持ちを感じさせる担当がいて、

お互いに連携を取り合っているのです。

よく心は一つだと思われていますが、

そうではなくいろんな部分(担当)の集合体なのです。

その為、その人のどんな部分(担当)出てきているのかな?

と思って聴くと、よりニュートラルに話を聞けます。

それは、「なん何だよあいつ!」といったように、

怒っている人がいた時に、

あの人はおこりっぽい人だと、

その人全体をそのように決めつけるのではなく、

怒っている部分(担当)が出ているのだと、

そのように捉えることが出来れば、

他にもその人には色んな部分(担当)があることに目が行きます。

苦しみを抱えて、

いつも自分を責めてしまう傾向がある人は、

責める部分(担当)の出番が多いだけです。

このように心の動きを部分(担当)に分けて捉えて聴いてみる。

すると、案外人にはいろんな部分があって、

気持ちは日々動いてるんだなって気づく事が出来ます。

最初は、このように聴く事は難しいので、

一つヒントをお伝えすると、

「でも…。ただ…。しかし…。」

といった言葉をよく聴く事です。

なぜならその事を遣う時が担当が切り替わる瞬間だからです。

一番最初の例でいくと

「いや~会社辞めたいんだよね。

でも、辞めてもいい会社見つかるか不安なんだよね。」

というのは、会社を辞めたいと感じる担当が最初は出ていました。

しかし、「でも」という言葉を使った後に、

いい会社が見つかるか不安な担当が出てきました。

この瞬間が担当が切り替わった瞬間です。

つまり気持ちが切り替わった瞬間なのです。

このように、心をいろんな部分(担当)の集合体として見る。聴く。

そして、目の前の人には今どんな担当が出てきているのか。

そのように捉えられるようになると、

気持ちを聴く力は向上していきます。

・横浜実践心理学教室 講師 ・カウンセリングルームこころ音 カウンセラー

元引きこもりのカウンセラー。現在は講師として、毎週(土)講義を行ってる。 目指すは、「記憶に残らないカウンセラー」。カウンセラーのおかげより、自分の力で前に進めた実感を持ってほしい。ただ、理想への道のりは長い!

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