傾聴講座

寄り添い、受容して聞く為に必要なこと。

昨日は、「あ、そうだ!傾聴講座」でした。

昨日は、人数が少なかったので受講生の方のニーズを聞きながら講義を進めていきました。

ニーズを聞きながら出てきたキーワードが「寄り添う」「共感」ということでした。

この二つはとっても大切ですが、一番つかみづらいかもしれません。

それは、抽象的な概念であったりしますし、目に見えないからです。

 

それが、寄り添うこと と 共感を難しくしている一つの要因でもあります。
(同情と共感の違いは、こちらの記事よりご確認下さいね。)

 

ただ、そんなことを言ったらカウンセリングなんて、同じような概念の集合体じゃん!という突っ込みも来そうですね。(汗

 

さてさてお話を戻しますと、この寄り添うということは、

案外に難しいわけです。

 

「何をもって寄り添う」というのかが難しいのですが、

一つの基準は聞いてもらう側がどのように感じているのか。

ということが一つの指針になります。

 

こちらがいくら寄り添ったと思っていても、

相手からすると寄り添ってもらてなかったかもしれない。

そうすると、それは寄り添っていないことになりますよね。

 

「コミュニケーションは、相手の反応である。」

 

という言葉もあるように、相手がどのように感じるのかが一つ指針となります。

寄り添うということは、相手の意志に沿うこと。

そして、何に寄り添うのかというと、一つは相手の意志です。

さてまた曖昧な言葉が出てきましたね。(汗

 

例を出して説明してみましょう。

ある女性が彼に振られてしまって悲しんでいたとします。

そこであなたに相談をしました。

 

「振られたのは、私が悪いんだと思うの。」

「でも、やっぱり忘れられないの。あんなにひどいことされたのに…。」

と話してくれました。

 

ここで、

「○○は悪くないよ!悪いのはあいつ! そんな人のこと忘れちゃいなよ!」

ということもできます。

 

そして、

「そっか、あなたは人のことを責めないものね。大変だったね。忘れたくないね。それほど大切な人だったんだね。」

ということもできます。

 

どちらが寄り添っているように見えるでしょうか?

当然後者の方が寄り添っているように見えますよね。

 

前者の方は、忘れちゃいなよ!という聞き手側の意志が入ってしまっています。

本人は「忘れたくない」のですから、その意志に反していることにもなります。

 

他の例を出すと、よく「ありのままのあなたでいいよ。変わる必要なんてないじゃない。」

という言葉も耳にしますが、本人が変わりたいという「意志」を持っているのであれば、

その変わりたい「意志」に寄り添い、「ありのままのあなたも素敵だけど、成長したあなたも楽しみ!」

と伝えた方が本人はきっと寄り添ってもらったと強く感じるでしょう。

 

このように相手の「意志」を受け取り、くみ取っていく過程(受容していく過程)に、

寄り添うということはあるのではないかということと、

もう一つのポイントを昨日はお話させて頂きました。

 

さて、次回の「あ、そうだ!傾聴講座!」は、4月です!

詳しくはこちら

傾聴基礎コースはこちらより!

・横浜実践心理学教室 講師 ・カウンセリングルームこころ音 カウンセラー

元引きこもりのカウンセラー。現在は講師として、毎週(土)講義を行ってる。 目指すは、「記憶に残らないカウンセラー」。カウンセラーのおかげより、自分の力で前に進めた実感を持ってほしい。ただ、理想への道のりは長い!

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