話を聞くときは、期待をくみ取る。
話を聞く時に大切なことがあります。
それは、人が話をしたいと思ってあなたに話をするというこということは、
何か気持ちが動いたからです。
楽しかったことや、嬉しかったこと。
悲しかったことやイライラしたこと。
など、気持ちが動いたことがあったのです。
それをあなたにわかって欲しくて話をするのです。
そして、気持ちが動く裏には「期待」があります。
何かいいことをして、喜んでくれれば、した方も嬉しいですよね。
それは、その「何か」をすることで、喜んでもらったり、
「ありがとう」と言ってもらうことを「期待」しているからです。
その期待通りにいけば、「嬉しい」し、
期待通りにいかなかったら、「イライラする」かもしれないし、「悲しくなる」かもしれません。
このように、人が何か行動をする際には、その裏に期待があるのです。
その期待が満たされるか、満たされないかによって、気持ちがどう動くか変わってくるものなのです。
さて、簡単にまとめますと、
・人が話したい時は、何か気持ちが動く出来事があったから。
・その気持ちの裏には、本人の期待があり、それが満たされるか満たされないかで気持ちの種類が変わってくる。
ということです。
その為、お話を聞くときに「どんなことを期待していたんだろうか?」という視点が役に立ちます。
「悲しい」とか、「怒ったり」するということは、何か期待はずれがあったのです。
つまり、自分の期待通りにいかない何かがあったのです。
そして、その裏には「本当はこうしてほしかった。」という願いが隠れているのです。
それをくみ取ってお話を聞くようにすると、
より相手の気持ちに寄り添ってお話を聞けるようになりますし、
あぁ、きっとこうしたかったんだろうな。
ということがなんとなくわかるようになってきます。
是非試してみてくださいね。