悩みを上手に聞ける人、聞けない人

「実は○○で悩んでいて…。」

そんな”お悩み相談”をされることって、多くありますよね。

そんな時に、

「どうやって聞いたらいいんだろう?」

「なんだか上手く聞けなかったな。」

という方も多いと思いますので、

今日は、悩み相談をされたときに上手くお話を聞くには、

どんなことに気をつけたらいいのかを、

聞く事が上手な人と、

聞く事が苦手な人とを比較してそのポイントをご紹介していきます。

聞き上手は、原因を追究しない。

さて、悩み相談をされた時に僕たちが真っ先にするのは、

状況確認や原因を探したりすることです。

「何がいけなかったのかな?」

「何が原因なのかな?」

と、その悩みの原因を把握しようとします。

すると、ちょっと事情聴取っぽくなってしまいます。

 

「いつそれが起きたの?」

「それって一人でいた時?それとも他に誰かいたの?」

「それであなたは何て言ったの?」

 

といったように、根掘り葉掘り聞きたくなっちゃいます。

すると、相手が苦しくなってしまうことがあります。

それはなぜかというと、そんなに根掘り葉掘り聞かれたり、

問題の原因ばっかり聞かれると、

いろんな嫌なことを思い出してしまうからです。

 

「あ~そういえば、あの時こういったな。」

「一人じゃなくって、あの人が一緒にいた時だった。」

といったように、その時の状況を思い出してしまいます。

すると、いや~な思い出を「再体験」しまって、

ちょっと辛くなってしまうのです。

 

だから、だんだん言葉数が少なくなってきたり、

かえって落ち込ませてしまったりするのです。

 

聞き上手な人は、ある程度その人が語る問題を聞いたら、

根ほり葉ほり聞いたりせずに、

まずは”共感”をします。

 

「何でそんなことしたの?」と追及する代わりに、

「そっか、あなたがそんなことをする位だから、よっぽどのことだったんだね。」

と気持ちに共感します。

 

「そんなこがあったんだ。何がいけなかったんだろう?」と質問する替わりに、

「そんなことがあったんだ。大変だったな。話してくれてありがとう。」と、

気持ちに共感をします。

 

このように、悩みを聴く時にまず大事になってくることは、

原因を掘り下げるのではなくて、共感すること。

原因を掘り下げる、問題と向き合うには心のエネルギーがいりますからね。

だからこそ、まずは気持ちに寄り添う。

聞き上手な人はそんなことを大切にしている人が多いのです。

解決しようとしない。

相談されると、頭をよぎることは「解決してあげなくちゃ!」ということです。

目の前の苦しんでいる人や、悩みを抱えている人を見るとやっぱり、

「何とかしてあげたい。」

ってそう思うものです。

そんな時に僕たちがするのは、解決してあげようとすることです。

だから、「それはさ、○○が悪いんだよ!だから××した方がいいよ!」

なんてアドバイスをしたり、解決してあげようとしがちです。

でも、相談を受けるのが上手な方はあることを知っています。

そして、あることを信じています。

それは、「何とかなる。大丈夫。きっと良くなる。」ということです。

だから、不用意にアドバイスをすることはありません。

 

これは、カウンセリングでも共通することですが、

解決をしてあげようとすると、

その気負いからかえって解決が出来ないなんてことも起きてきますし、

なんとかしてあげようとするとき、

相手の自立する力を奪ってしまうこともありますから、

解決してあげようとして聞かないこと。

これが気楽さとして相手に伝わり、

そして、聞く側としては信頼として働き、

うまくいくことが多いのです。

相手の気持ちに自分を合わせて話を聴く。

聞き上手な方は、相手の気持ちに自分を合わせることが上手です。

例えば…

相手が悲しみを感じていれば、

同じような悲しみを浮かべた表情で話を聴きます。

相手が嬉しそうであれば、

わがことのようにその嬉しさを感じて話を聴きます。

 

相手が神妙な表情で話し始めたなら、

同じようなに神妙な面持ちでききます。

 

そして、相手と同じ声のトーンや、リズムや、呼吸や、表情、状態で話を聴くのが上手なのです。

話を聴くのが苦手な人は、これが不得意な人が多いのです。

ついつい自分のペースで聞いてしまったりと、相手の状態に合わせて話を聴けないのです。

 

 

その為、相手が話しづらさを感じたり、

きちんと聞いているのだろうか?

なんて印象を持つことが多いのです。

 

そうならない為には、相手の話すスピードや、トーン、表情、気持ち、呼吸などを合わせて、

話を聴くというペーシングというスキルがとっても大切なのです。

 

ペーシングとは、これまで述べたようにとりあえず上述のような非言語を合わせてみるということです。

すると、相手は自分のペース(いつものリズムや状態)で話をすることができますから、

安心して話しができるのです。

 

さて、これまで「悩みを上手に聞ける人、聞けない人。」として、

・原因を追究しない。

・解決しようとしない。

・相手の気持ちに自分を合わせて聞く。

ということをご紹介してきました。

 

もし、ひとつでもやってみようかな?

というものがあれば、是非取り組んでみて下さいね。

□■□■□■□『お読み頂きありがとうございました!』■□■□■□■□

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著者プロフィール

著者 野川  仁
・横浜実践心理学教室 講師 ・カウンセリングルームこころ音 カウンセラー

元引きこもりのカウンセラー。現在は講師として、毎週(土)講義を行ってる。 目指すは、「記憶に残らないカウンセラー」。カウンセラーのおかげより、自分の力で前に進めた実感を持ってほしい。ただ、理想への道のりは長い!