心理ケアカウンセラー資格取得コース修了
こんにちは!講師の野川です。
昨日は、心理ケアカウンセラーベーシックコース第2期最終日でした。
このコースは、実践をメインにしたコースです。
カウンセリングは体験学習ですから、自分が話を聞いてもらうことも大切ですし、
そして、実際に相手の話をロールプレイを通して経験することもとても大切です。
知識を学ぶこともとても大切ですが、僕たちはどちらかというと
実践すること と 身につけてもらうことを重視しています。
知識は本を読んでも学べますが、
それと実際にできるかどうかとはまた別問題な場合が多いですよね。
「頭では、こうしたらいいってわかっている。」
けど、体がついてこなくてなかなか話が聞けない。
そんなことも多かったりしますが、人はそういった経験を通して、
どのように話を聞いていけばいいのかを身につけていくものだと、
僕自身は感じています。
そういう”出来ない”と感じる瞬間って、
僕は大切だと思います。
”出来ない”と感じるのは、やろうとチャレンジしたからです。
だから、その”出来ない”には、
以前より一段上のコミュニケーションを取ろうとする自分がいるわけです。
そんな自分と出会うことも、やっぱり大切だなと感じます。
講義をしていると、
「出来ない/難しい」といった言葉を受講生から聞く事がありますが、
「そりゃそうですよ。やったことないんですから。(笑)」
と毎回答えています。
そういったコミュニケーションをやったことがないんですから、
難しいと感じるのは当然で、1回で出来たら僕は講師辞めます。(笑)
そして、この出来ないということは、学習過程においてとても大切なのです。
僕たちは、何をするにも最初は上手くできませんよね。
自転車をこぐときだったり、逆上がりする時だったり、何かスポーツをする時だったり、
勉強をする時だったり、仕事を覚える時だったり。
最初はやっぱり上手くいかないことがほとんどなのです。
そこで自分なりに創意工夫をしたり、誰かから教わったりして、
その経験量を増やしていって、徐々に出来るようになっていきますよね。
カウンセリングというコミュニケーションも同じなのです。
出来ないから始まるのです。
このコースでは、
この出来ないから始まったコミュニケーションが、
いつか花開き、あなたが相手の話を聞けるようになり、
相手を時にねぎらい、寄り添うことができるように。
そして、あなたに話を聞いてもらった人が、
その苦しみが軽くなったと感じ、
自己を受け入れ、自然に歩んでいく力が湧くように。
その受け止めてもらったという経験が支になるように。
そんな願いを込めて、カウンセリングというコミュニケーションの土台をお伝えしています。
次回は、2018/1/6(土)スタートです。
詳しくはこちら。
