こんにちは!野川です。
今日も相変わらず、スタバです。(笑)
週に1回くらい来ているので、
もう顔を覚えられたようで、
最近は、顔見ると
「アイスコーヒーですか??(*’▽’)」
と笑顔で言われるこの頃です。(笑)
でも、アイスコーヒーたのんでも
コーヒー苦手なので結局4分の1も飲まないので、
その笑顔が痛いこの頃でもあります。(笑)
そして、何時間も作業しているので、
「ごめんなさい!」と心の中で毎回謝る今日この頃。
皆さんは、良い週末を過ごしていますか?
今日は、千葉は晴天です。
良い週末をお過ごしくださいね。
さて、今日のメルマガはこちらでござる。
『褒めると、ねぎらうことの違い。』
昨日は、傾聴基礎コース2日目。
その時に、この 褒める ことと ねぎらう ことの違い。
をお伝えしました。
この違いを明確に説明できる人は意外と少ないものです。
さて、あなたは、この違いわかりますか?
ここが混同しちゃうと、
相手をねぎらうことができません。
「褒めてもしょうがないじゃない。」
って思うのは、ねぎらいと褒めることが一緒になっちゃているからです。
ではでは、この違いは何でしょう?
ちょっとわかりやすいように、次の3点で説明しましょう。
1:「相手のどの部分に声を掛けるのか。」
2:「自分の立場からか、相手の立場からか」
2:「目線は上からか、同じか。」
の3つでございます。
1:「相手のどの部分に声を掛けるのか。」
【褒める】
褒める時は、「相手の行動」をに声を掛けます。
「この問題解けたの?すごいじゃん!」
「大学受かったの?すごいじゃない!」
「お客さん説得できたの?すごいじゃん!」
「一人でできたの?すごいすごい!」
といったように、褒めるコミュニケーションは、
主に相手の行動に声を掛けます。
【ねぎらう】
ねぎらいは、「相手の存在や、行動の背景(経験や思いなど)」
に声を掛けます。
「大学受かったの?すごいじゃない!」
が相手の行動を褒めるのに対して、ねぎらいは例えば、
「あんなに悔しい思いをしながら自分で勝ち取った結果は、
喜びもひとしおだよね。」
とその合格に隠れていた経験や、思いなどに声をかけます。
2:「自分の立場からか、相手の立場からか」
これは、自分の枠組み(考えなど)から声を掛けるのか、
それとも相手の枠組み(考えなど)から声を掛けるのか、
という違いです。
【褒める】は、自分の枠組みから声を掛ける試みです。
「その行動出来たの?すごいじゃない!」
と、自分「が」すごいと感じたことや感心したことを、
相手に伝える行為が褒めるということですね。
一方で、
【ねぎらい】は、相手の行動の背景や
相手の存在そのものを認めるがけです。
そして、主に相手の感情を労わる(解きほぐすし、時に力づける)
言葉がけです。
それには、自分がこうだったらという自分の枠組みから抜けて、
相手の人生を感じ、【相手の枠組みから理解しようとする試み】が必要です。
それは、自分がこうだったから相手もこう感じるだろうというのは、
同情になってしまいがちだからです。
こういった理由からも、
ねぎらいの言葉は、「相手の枠組み」から伝えること。
つまり、「自分の経験は脇に置いて、相手の立場」にたってみて、
初めて掛けられる言葉がけなのです。
3:「目線は上からか、同じか。」
これは、単純です。
褒めるというのは、少し上から目線が入っています。
勿論、感心して「すげ~!」などという時は、
下からという場合もありますが、多くの場合上からなのです。
例えば、学校の先生をイメージするとわかりやすいと思います。
「この問題解けたの?すごいじゃない!」
と褒められた経験ありませんか?
この言葉のニュアンスには、
単純にすごい!と思うのとは違い、
これが解けるとは思っていなかったというニュアンスと、
言葉でいうのは難しいですが、
その問題の解き方をわかっていた先生という、
立場的な上下関係が含まれているケースも多いのです。
そういった面で、すこし上から目線なのです。
一方で、ねぎらいは、同じ目線での声掛けです。
それは、ねぎらいは、
「相手の立場などは関係せず、相手を一人の同じ人として
尊厳を持って接する態度であり、その言葉がけである」
からです。
【まとめ】
さて、何となく違いはわかりましたでしょうか?
褒めるとねぎらうの違いは、
行動に声を掛けるのか、
その行動の背景や、その人の存在に声を掛けるの違い。
自分の立場から声を掛けるのか、
相手の立場から声を掛けるのかの違い。
上から目線が含まれているか、
それとも同じ目線で言っているのかの違い。
こういった違いが
褒めるというコミュニケーション
と
ねぎらうというコミュニケーション
にはあるのです。
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今日もお読み頂きありがとございました。
そうそう、
始まります!
そのコースでは、こういった褒めると労いの違いは勿論のこと、
実際にねぎらいのトレーニングも沢山していきます。
どうぞお越しくださいね!