話を聞くときに、何を聞くかが大切になってきますが、
その時に、何を聞いたらいいんでしょう?
一つの聞き方として、”いま起きていること”を聞くということ。
これが大切になってきます。
過去にどんなことがあったとしても、
僕たちが生きているのは今です。
そして、例えば悩んでいることがあったとして、
それが昔のことでも、わかってほしいのはその時の気持ちでもありますが、
結局今も気持ちを持っていて、それをわかってほしいということなので、
それもやっぱり今起きていることなのです。
過去にあったことをいくら聞いても、
その人の今は、見えてきません。
もうそれは終わってしまったことで過ぎ去ったことです。
僕たちがわかってほしいのは、やっぱり今起きていることであり、
今の気持ちなのです。
過去にこういうことがあった。
それで、今はこう考えている、
そしてこうしたいと思っている。
今はそれも過ぎたことだと思える。
といったように、目の前の人の今を聞いてみる。
すると、ちょっとだけその人の見方が変わってきますよ。 ^^)
