僕たちが悩みを抱えた時の対処方法は、

主に二つの方向性があります。

 

それはマイナスをプラスで埋める方向性です。

 

例えば、寂しい感じが強い時に、

人との繋がりを感じる為に友だちと飲みにいったり、

楽しいことをして気を紛らわしたり。

 

イライラすることが多かったら、

スポーツをして体を動かす機会を増やしたり、

映画を見たり旅行にいったりとプラスのことを増やしていく。

 

こんなような対処策の方向性が一つあります。

 

そしてもう一つは、マイナス要因を減らす方向性です。

僕たちが心理的に落ち込んでいる要因は複数ありますから、

それを減らしていくことで、苦しみを減らして、

自分らしさを少しずつ取り戻していく。

 

そんな方向性です。

 

例えば、孤独の裏には寂しさや、悲しみがありますし、

何でこんな目に自分があわなければいけないんだと

怒りがあるかもしれません。

 

こういった自分を落ち込ませているマイナス要因を一つずつ減らしていく。

そんな方向性もあるのです。

 

カウンセリングでは、こういった二つの観点から援助を組み立てていく。

そんなことをしていくこともあるのです。

・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・カウンセリングルームこころ音 カウンセラー
元引きこもりのカウンセラー。現在は講師として、毎週(土)講義を行う。
都内のクリニックでカウンセリングも行っている。