昨日は、心理ケアカウンセラー資格認定講座でした。
昨日は、総合トレーニング。
主に「ねぎらい」と「焦点化」を中心に、
トレーニングを行いました。
「ねぎらい」は、褒めるのでもなく、
共感するのでもなく、
相手の生きてきたその人生に対して声を掛けていくこと。
そして、その生きてきた道やその人そのものに対して、
いわたることです。
今回、このねぎらいは受講生にとっては鬼門だったようで、
何回やってもなかなかねぎらいの言葉が出てきませんでした。
でもずっと感情を見るトレーニングや、
非言語のフィードバックや、
焦点化の練習をコツコツやってきて、
それを自分なりにノートをまとめてつくって復習したりしたおかげで、
聴く力が確実についてきていました。
本人は、その実感はあまりないようですが。(笑)
まぁ客観的に自分を振り返る瞬間もあまりありませんから、
当然かもしれませんね。
さて、話を戻しますと、
そのコツコツ積み上げてきたことのおかげで、
彼女の口からとっても素敵なねぎらいの言葉が出てきたのです。
その素敵な言葉をここでご紹介したいのですが、
彼女の心にしまっておく方がきっと今は大切だと思いますので、
ご紹介は控えますが、とっても心に届く言葉でしたよ。
こういうカウンセリングのトレーニングは、
最初は出来ないことばかりで、
上手くいかないことが多くあります。
自信を無くしてしまうことも、
このまま上手くならないんじゃないかと、
そういう風に考えてしまう低迷期もあります。
でも、コツコツ続けていけば必ず花が開く時があります。
そう必ず。
上手くなるコツは、続けること。
つまり辞めないことだと思います。
一時諦めるのもいいけれど、また始めればいいのです。
辞め続けなければ道は続くのです。
最後にこれは、僕の個人的な思いですが、
是非学び続けて欲しいなって思います。
それは、いろんな講座に来てくれるすべての方に対して感じます。
誰かの役に立ちたいという大切な思いがあるのであれば、
是非それを形に出来るその日まで、
続けてほしいなって思うのです。
どんな形であれば、
場所はここではなくても、
別のどこかでも、
辞めないで欲しいなって。
そしてもし辞めるのであれば、
「私は十分にやった。」と、
ここから思えるその時に、
歩みを止めて、振り返って欲しいなって思います。
それだけ誰かの為に学んでこれたその姿を、
今までその誰かの話を聴くような一生懸命な姿勢で、
その姿見て、聴いて、感じて、
ご自分を最後にいたわってあげて下さい。
よくやったねって。
これを読んでくれているあなたの思いが、
いつか花開きますように。
