ども!野川です。
きちんと話を聞けているのかな?
と思ったら、相手が話したい話をしているかどうか。
に気をつけてみてください。
話を聞く時のポイントは、話せた!と相手が思うこと。
話を聞けているかどうかは、自分ではなかなか判断はできず、
相手が決める事です。
あ、当たり前ですね(^^;
でも、これなかなかできてなくて、自己満足で
「いやぁ、今日は良く聴けた!」なんて人もいますから、気をつけて下さいね。
では、相手がどんな時に「話を聞いてもらった。」と思うのかということは、
相手が話したいことを一通り話せた時です。
では、相手が自分が話したい話を話してくれるためには何が必要なんでしょ。
それは、相手の話を取らずに、とどまる技術が必要です。
相手の会話を取らずに、相手の話にとどまる技術
人の話を聞けないという方のほとんどは、待つことが出来なかったり、
ついつい自分の話をしてしまうケースが多いのです。
例えば…
相手「昨日は映画を見に行ったんだ!」
あなた「そうなんだ!何を見たの?」
相手「君の名は。を観た!いやぁ、面白かった。」
あなた「あ、そうなんだ!私もそれ見た。私ねあの監督の作品すきなんだ。秒速5cm見た?」
といったように、話を取っちゃうケースが結構あります。
相手は「君の名は。」の話をして面白かった。
と言っているのに、「秒速5cm」という違う映画の話をしてしまうケースです。
すると、相手が話したかったテーマとはずれちゃうのです。
映画程度の雑談であればいいですが、
悩み相談などの時に、こういったように相手が話したいテーマとは、
別のテーマを自分が引っ張り出してきたり、提示したりして話をとってしまうと、
相手がそのテーマを通して訴えたいことが聴けなくなってしまいます。
だからこそ、そのテーマを取らずに、
相手が話したい話にとどまって、別のテーマを引っ張り出したりして会話を取らない。
ということが大切になってきます。
話したい話にとどまるということは、君の名は。の話であれば、
「どんなところが面白かったの?」
「そうなんだ。私も見たんだよね。私はあの曲が好きだったな~」
とか、その映画から話がそれないように、話を聞いていくこと、
それが”とどまる”ということです。
つまり、とどまるとは話のテーマor場面を切り替えないで聴くということです。
とどまるときのポイントは、絵を思い描くこと。
話をとどまって聴く時のポイントは、頭の中に絵を思い浮かべて、
そのシーンを明確にしていくようなイメージで聞く事です。
君の名は。 どんな映画なんだろう?
誰が出ているの? どんな場所で見たんだろうか?
一人で見たんだろうか?
どんな時に笑ったり、楽しいなって感じたんだろう?
といったように。
映画を見るというワンシーンを、絵を思い描いて、
相手が見ているシーンを動画で想像できるように聞くこと。
そして、動画で想像できるように聞いている時に、
違う映画の話をしたら、相手が話す話の動画が、
今度は別の動画(絵)に切り替わってしまいますね。
そして、そのカメラの視点は相手目線ではなく、
私という視点にも切り替わってしまいます。
そういった時には、「あ、相手の話をとっちゃったかも。」
という瞬間ですから、相手のカメラにまた切り替えて、
相手目線で聞いてみてくださいね。
相手が話したい話をする一歩は、まずは相手の話にとどまるということですから。
