あなたはフォーカシングという言葉を聞いたことがありますか?
フォーカシングとは、ジェンドリンという方が、
ロジャースの来談者中心療法から発展させて作ったセラピーの技法です。
ジェンドリンは、カウンセリングがうまくいく人は、
カウンセリングの最中に
「なんかこう…、なんていうかその…。」
といったように、声にならない声を言葉にしようとしており、
その声にならないなんとなくの感覚と向き合い、
言語化していことに気づきました。
なんか胸のあたりがつかえるというか、
詰まるというか…。
といったような言葉にはならないけれど、
意識を向ければ感じられる体験を、
「体験過程」と呼び、
その意識を向けた際に感じられる
”なんとなくの感覚”のことをフェストセンスと呼びました。
フォーカシングとは、このフェルトセンスと丁寧に対話をし、
寄り添う過程であり、寄り添うために必要なこと教えてくれます。
このフェルトセンスと対話をしたり、
フェルトセンスを感じていく過程で、
自分の本当に気持ちに気づいたり、
自分の気持ちを受け入れられたり、
といったことが起きてきます。
すると、結果的に悩みが解消することがあるのです。
また、このフォーカシングは、
対相手だけではなく、対自分に対しても使えますので、
覚えておくと、もし自分が悩んだ時に、
自分の心と対話ができますので、
自分のために覚えておくことも大切です。
もし、学んでみたいな!
と思ったら、セルフケアレッスンにお越しくださいね。