オウム返しと聞く力は関係ない。

オウム返しというスキルがあります。

言葉をそのまま伝え返すというスキルです。

言葉を伝え返すことで、

相手に自分がきちんと聞いていますよ。

ということを伝える効果があったり、

客観的に自分の言葉を相手から聞くことで、

吟味ができたりといった効果があります。

 

傾聴を学んだり、練習をするときに、

このオウム返しをよくするのです。

僕自身も学んだときは、

オウム返しの練習をひたすらやっていた時期がありました。

 

コーチングやカウンセリングなどを学んでいると、

だいたい最初に学ぶので、

多くの人が取り組むようです。

また、取り組みやすさもあいまって人気のスキルでもあります。

 

そして学んでいた時はあまり気づかなかったのですが、

実際に学び終えて、カウンセリングなどを実際に見る場面が増えてきたときに、

「あれ?あんまり使ってない?」なんて思ったものです。

 

そう、実は実際のカウンセリングの場面で

頻繁に使うかというと、傾聴をメインの方は使うと思いますが、

そうでない方はほとんど使っていないように思います。
(あくまで個人的な感想です。)

なぜオウム返しを使わないの?

ではでは、なぜオウム返しを使わないのでしょう?

かくいう僕自身も使わないのですが(^-^;

 

その理由の一つは、他に優先することが沢山ある。

 

ということです。

オウム返しは単なる応答する際の選択肢の一つです。

応答する方法には、例えば、

・非言語のフィードバック

・相槌

・質問

・アドバイス

・共感

・ねぎらい

・リフレーミング

・焦点化の質問

・沈黙

などなど沢山選択肢があるのです。

各療法によって聞き方も違いますし、

応答の際に持っている選択肢も違うということもありますが、

一番は、何をその時々で優先するのかと考えたときに、

オウム返しより別の選択肢を選ぶことの方が間々あるということなのです。

 

オウム返しは、そういった数ある応答技法の中の一つにしかすぎないのです。

まずは、一つの技法をできるようになることも大切ですが、

一番大切なのは、今はオウム返しをするタイミングなのか?

ということを考えて、その他の可能性に気づくこと。

 

それが聴く力へと繋がるのです。

・横浜実践心理学教室 講師 ・カウンセリングルームこころ音 カウンセラー

元引きこもりのカウンセラー。現在は講師として、毎週(土)講義を行ってる。 目指すは、「記憶に残らないカウンセラー」。カウンセラーのおかげより、自分の力で前に進めた実感を持ってほしい。ただ、理想への道のりは長い!

お読み頂きありがとうごいました。

心を込めて丁寧に聞く力を育む方法をお届けしています。
また、ちょっと落ち込気味な心に効くコラムもお届けしています。

・新着情報や新しい講義情報をいち早くお届け!
・メルマガだけの記事が沢山あります。
・メルマガ読者様にしか流さないお得情報も配信!

是非ご登録下さいね!ご登録は下のフォームよりお願い致します。
メルマガ登録
メールアドレス
powered byメール配信CGI acmailer