僕たちがコミュニケーションをする時に、なぜという質問はもったいない。

よくする質問が、

「なぜ?なぜそんなことしたの?」

という理由を聞く問いです。

 

でも、僕たちカウンセラーはあんまり”なぜ”って聞きません。

それこそ”なぜ”でしょう?(^-^;

 

一つの理由として、なぜと聞くとどんな返答があるのか予測できないからです。

 

例を挙げて説明しましょ~

「なぜ仕事であんなでミスをしたの?」

と相手に言われた時、相手はどんな反応をするでしょう?

①言い訳をする。

「いやいや、おれだってあんなミスしたくなかったよ。」
「でも、残業続きだったし、そんな細かいところまで気が回らなかったんだよ。」

というように、言い訳が返ってくることもあります。

②責められていると思って怒ってしまう。

「あんなミスってお前、何にも知らないからそんなこと言うんだよ!」
「なんだよあんなって!俺だって一生懸命やってんだよ!」

というように、”なぜ”という問いが、責められているように聞こえてしまう。

すると、理解されていない。
全くこの人はわかっていないという気持ちが強まって、
存在がないがしろにされたようで、イラっと来てしまう。

それがこのパターンです。

③価値観が出てくる。

「なぜって、そりゃ俺はあんな細かいミスよりも、仕事では全体的にうまくいけばいいと思っている。」
「だから、あんなミスっていうけど、お前からいったらミスじゃない。」

といったように、細かいことは関係なく、仕事では全体を大切にしている。
という価値観出てきています。

このように、”なぜ”と聞かれると、その行動をした背景にある大切なもの。
つまり、その人の価値観が出てくることがあります。

④原因が出てくる。

「私とAさんとの連絡が上手くいっていなくて、私の意図がAさんに伝わっていなかったこと。」
「これがミスの原因だと思う。」

といったように、”なぜ”そのミスをしたのかという原因が出てくるケースもあります。

このように、”なぜ”という質問をすると、

相手からしたら色々な方向性で答えることができる為、

結局あなたが聞いたとしても、欲しかった答えが返ってこないことがあります。

 

その為、僕たちカウンセラーは結局聞きたいことが返ってこなくて、

余計な負担を相手にかけてしまう事がある為、あんまりなぜって質問はしないのです。

”なぜ”の代わりの質問。

では、なぜと聞く代わりにどのように僕たちは聞くのかというと。

遠回しに言わずにストレートに聞く事が多いのです。

ミスの原因が知りたければ、

「そういったミスが起きた原因はどこにあると考えていますか?」

と聞いた方がいいでしょうし、

そんなミスをしてしまった背景を知りたければ、

「あなたほどの人がそんなミスをするのはよっぽどの理由があったからでしょう。」
「よかったらその理由を教えてくれませんか?」

といったように聞きますし、

ミスをしたプロセスを聞きたければ、

「どのようにそのミスが起きてしまったのか、プロセスを詳しく教えてもらえますか?」

といったように聞いたほうがいいかもしれません。

 

このように、自分が何を聞きたいかによって質問を変えてみること。

これが”なぜ?”という質問を繰り返すよりも大切なのです。

 

なぜなら、何を聞きたいかを意識することで、

あなたが聞きたいことがよりストレートに聞けるからです。

僕たちは結構遠回りをしすぎてしまうんですけど、

それって相手に負担をかけていることでもありますから、

時にストレートに聞くことって大切なのです。

・横浜実践心理学教室 講師 ・カウンセリングルームこころ音 カウンセラー

元引きこもりのカウンセラー。現在は講師として、毎週(土)講義を行ってる。 目指すは、「記憶に残らないカウンセラー」。カウンセラーのおかげより、自分の力で前に進めた実感を持ってほしい。ただ、理想への道のりは長い!

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