傾聴講座

「ずっと話してくれる場合は、ずっと聞いていていいんですか?」

今日の「あ、そうだ!傾聴講座。」でこのような質問が出ました。

お話を伺っていると、その方はキャリアに関するご相談を受けることがあり、

それでどのように対応したらという質問でした。

 

傾聴というとずっと話を聞いているだけという印象があるかもしれませんが、

そんなことは実はありません。

 

例えばキャリア相談に来る方は当然迷っているわけですから、

その気持ちを受け止めたり、共感したり、

転職に至るまでの苦労をいたわったりといったことも大切になってきます。

 

そして迷っている場合は、その気持ちが整理できるようにお手伝いをすることも大切ですし、

質問や要約したり、非言語のフィードバックをしたりすることも有効でしょう。

 

ただ聴くというイメージが傾聴にはあるかもしれませんが、

上述のように聞くというコミュニケーションで出来ることは、

実は案外沢山あるのです。

 

そしてキャリアの相談できている場合は、

目指す先がある場合も多いでしょうから、

どのような仕事やキャリアプランを描いているのか

といったような現状の把握や問題点などを聞いたら、

そういった結果枠に移っていく必要があります。

 

カウンセリングでも同様です。

相手の抱えている悩みを話してくれるままに聴いていくのではなく、

積極的に受け止め、共感し、ねぎらっていくことをしていきます。

 

そして相手の気持ちや心に寄り添いながら、

現状の問題点を教えて頂き、それを聞いていきます。

その背景にある心の痛みも。

 

ただ、ずっとこれを聞いて受け止めていけばいいのかというとそうではありません。

 

ある程度お話を聞いていったら、結果枠へと移っていくことが大切です。

僕の先生の一人がこんなことを言っていました。

「人は問題ばかりを抱えているわけではない。」

これはまさにその通りだなと本当に感じます。

 

ですから、この言葉が指すように問題ばかりを聞くのではなく、

どう解決していきたいのかという結果枠も聞いていきます。

そして、その人の力強さや良さなどそういったその人ならではの所も聞いていくのです。

 

ただ心を込めて聴いていくことが援助になる場合も勿論沢山あります。

ただそれも、相手が何を望んでいるのか、

今相手にとってどんな援助が必要なのかをしっかりと吟味した上で選択することが大切です。

 

「聴く」ことは大切だけれど、何のために聴いていくのか、

何の為に僕たちは相手の話しを聴いていきたいのか。

そんなことに思いを馳せることもやっぱり大切だなと、

再認識させて頂きました!

 

さて、次回の「あ、そうだ!傾聴講座」は、8/10(土)です。

是非いらしてくださいね。

詳しくはこちら。

・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・カウンセリングルームこころ音 カウンセラー
元引きこもりのカウンセラー。現在は講師として、毎週(土)講義を行う。
都内のクリニックでカウンセリングも行っている。
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