傾聴基礎コース

ねぎらいの授業を今日は行いました。

ねぎらいとは、相手の歩んできた人生や想いや、背景に想いを馳せて、

その労をねぎらうことです。

 

ねぎらいは、日本独特の文化かもしれませんね。

褒めるのではなく、ねぎらう。

このコミュニケーションはとっても大切です。

 

そして、僕が講義の中で一番好きな授業がこの「ねぎらい」の授業です。

 

そしてそして、その中でも一番好きな瞬間は、

受講生がねぎらいの言葉を心から掛けられたり、

自分の気持に気づきながら言葉にするその瞬間です。

 

ねぎらい。

 

それは言葉以上のコミュニケーションです。

言葉だけではねぎらいは成り立たず、

相手を心から労わる気持ちを込めて言葉にした時、

その言葉が体全身をめぐり、

思いやりが自然と湧いてきて、

その何とも言えない雰囲気も相手に伝わるのです。

 

すると、その瞬間。

相手の心は共鳴したかのように、

その言葉や、その相手から伝わってくる思いやりや、

その何とも言えない雰囲気により、

心につっかえていた感情が解けていくのです。

 

それは、とても不思議で、

とても大切なコミュニケーションの一つの形なのです。

 

今日も、受講生が授業の最後にとても素敵なねぎらいの言葉を、

その口から言葉にしてくれました。

 

「ねぎらえない。ねぎらいって難しい。」

そのように言っていながら、

最後は、僕も土矢も、

そして本人もびっくりするような、

ねぎらいの言葉が生まれました。

 

そしてその刹那。

受講生の目に静かに温かな涙が溢れ、

それが静かにその目から流れ、

その方はそっとこのようなことを口にしました。

「そう。本当はこういうことを伝えたかった。」と。

 

心から湧き上がってきた言葉には、

魂が宿ります。

 

それはその受講生のように。

 

そして、その湧き上がってきた言葉は、

時に自分も癒すのです。

 

自分にこんなにも温かい思いがあったことや、

本当はこんなにも相手に思いを向けてきたことに気づき、

その思いが自分の心も

時に解きほぐすのです。

 

その方から出てきた大切なその言葉は、

僕にはその方自身へのご褒美のようにも感じました。

 

「一生懸命に働いてきてくれてありがとう。

想いを向けてきてくれてありがとう。

その思いは伝わっていたよ。

ほらこんなにもあなたにはあったかい気持ち。

こんなにも。ありがとう。」って。

 

そんな瞬間に立ち会えて、

こんな声の掛け方も、

想いの向け方もあるのだなと、

僕は素直に感動したのでした。

 

今日もお疲れ様でした。

 

ありがとうございました。

 

次回の傾聴基礎コースは、3/16(土)スタートです。

是非お越しくださいね。

・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 
・カウンセリングルームこころ音 カウンセラー
元引きこもりのカウンセラー。現在は講師として、毎週(土)講義を行う。
都内のクリニックでカウンセリングも行っている。
お読み頂きありがとうございました。
心を込めて丁寧に聞く力を育む方法をお届けしています。
また、ちょっと落ち込気味な心に効くコラムもお届けしています。

・新着情報や新しい講義情報をいち早くお届け!
・メルマガだけの記事が沢山あります。
・メルマガ読者様にしか流さないお得情報も配信!

是非ご登録下さいね!
メールマガジン メルマガスマホ