ねぎらう

よく頑張ったね。

という言葉はねぎらいにもなります。

ただ、この頑張ったねという言葉は、

時に相手の経験をまとめすぎなことがあります。

なぜなら相手は、

確かに頑張ったのですが、

その頑張りの裏には、

人それぞれ様々な頑張りがあるからです。

例えば、試験に受かった場合で考えてみましょう。

勉強を頑張ったことが考えられますよね。

そして、勉強をどう(how)頑張ったでしょうか。

自分なりに覚えやすいように工夫したでしょうか?

苦手科目を克服しようと頑張ったでしょうか?

それとも得意科目を伸ばしたでしょうか?

では、なぜ(why)頑張ったのでしょうか?

その理由はなんでしょうか。

例えば、

教師になりたい。

英語をいかして将来活躍したい。

スポーツをしたい。

いい大学に入って、

いい企業に就職して、

親に楽をさせたい。

色々と理由が考えられます。

そして、こうも考えられます。

頑張りたかったのか?

それとも頑張らないと行けなかったのか?

だとしたらその理由は何だろう?って。

このように「頑張り」の中に、

その人らしさがあります。

でも僕たちはそれを言葉にせず、

それに思いをはせずに、

ただ「頑張ったね。」

にまとめてしまうことがあります。

でも、やっぱりその頑張りの中には、

その人らしさがあります。

だからその頑張りの裏にある思いや、

背景に気づこう。

気づけなくても思いを馳せよう。

気づけなくても、思いを馳せることはできる。

「辛かったね。」

「悲しかったね。」

「大変だったね。」

こういった一言が

どうしようもなく心に響くことを僕は知っている。

ただ、それでも声をかける側は、

どう辛かったのかのHOWに気づいていよう。

なぜそんなにもそういう気持ちだったのかのWHYを知っていよう

気づいた上で声をかけるのと、

気づかずに声をかけるのとは、

雲泥の差なのだ。

最後に…。

思いを馳せる時の視点を書いておきます。

・何が起きたのか?(what)
・どのように◯◯だったのか、したのか?(how)

・なぜそういう気持ちになったのか?(why)

・本当はどうしたかったのか?(期待)
・本当は相手にどうしてほしかったのか?(相手に対する期待)
・その期待は叶ったのか?叶わなかったのか?
・その期待はどれ程その人にとって大切だったのか?

・その期待を抱いた理由や背景は?

・本当に◯◯したかったか?
・◯◯しなければいけなかったか?
・しなければいけなかったとしたら、その理由や、強いられた環境要因はなぜか?

・本当に◯◯したかった思いはどれ程強かったか?

・どうやって今まで乗り越えてきたのか。

・周りに相談できる人はいたのか?
・いたとしても、ちゃんと受け止めてもらえただろうか?
・一人で抱えてきたのか?

Etc…

このように思いを馳せる視点は沢山あります。

全部なんて勿論到底できないですから、

自分の中で、この視点は必要かなと、

そういうものがあれば、取り入れて下さいね。

そして、今よりもっと思いを馳せてみて下さい。

そしてそして、

思いを馳せたそこ世界をあなたの言葉で伝えて下さい。

勿論「違う」と言われることもあるでしょう。

でも「違う」というかわりに、

こうだよって教えてくれます。

そしたら思いを馳せたその世界を、

教えてくれた世界に修正していけばいいのです。

・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 ・カウンセリングルームこころ音 カウンセラー
元引きこもりのカウンセラー。現在は講師として、毎週(土)講義を行ってる。また、都内のクリニックでカウンセリングも行っている。目指すは、「記憶に残らないカウンセラー」。カウンセラーのおかげより、自分の力で前に進めた実感を持ってほしい。ただ、理想への道のりは長い!
お読み頂きありがとうございました。
心を込めて丁寧に聞く力を育む方法をお届けしています。
また、ちょっと落ち込気味な心に効くコラムもお届けしています。

・新着情報や新しい講義情報をいち早くお届け!
・メルマガだけの記事が沢山あります。
・メルマガ読者様にしか流さないお得情報も配信!

是非ご登録下さいね!
メールマガジン メルマガスマホ