傾聴基礎コース

昨日は、傾聴基礎コース3日目

3日目は、本コースの肝となる「非言語コミュニケーション」の講座を行いました。

多くの方は、お話を聴く時に言語的コミュニケーション、

つまり言葉の内容に引っ張られ、内容を聞きすぎてしまう事が多いのものです。

 

それも当たり前の事ではあるのです。

というのも僕たちは相手の話しを言語的に理解することを求められ、

相手が言ったことを正確に理解したり、

その指示通りに行うことを求められてきたからです。

 

ただその能力が悩み相談においては、少し足かせになることがあります。

 

なぜなら言語的に語られる内容が本当にその人が語りたいことかというと、

実はそうではないなんてことが実は多いからです。

 

例えば、「会社を辞めたい。」と言語的に表現していたとしても、

会社を辞めたいと語るその口調がどもる感じがあったり、

言葉に詰まっていたとしたら、その背景には葛藤があるかもしれませんし、

何か言いづらい本当の理由があるかもしれません。

 

でも、それを聞き逃して言葉通りでコミュニケーションをしていたとしたら、

その葛藤やその裏にある本当に恐れいていることや本音に気づかずに、

表面的なお話だけで終わってしまうかもしれないのです。

 

話の内容(言語的内容)を聞くことは大切ですが、

それを鵜呑みにしてしまうと悩み相談はあまり上手くいかないのです。

 

なぜなら相手が語る内容は、

必ずしも相手が「本当に」訴えたいことではないことが多く、

相手が「本当に」訴えたいことは、非言語に表れていることが多くあるからです。

 

だから僕たちカウンセラーは、言語内容に引っ張られることなく、

非言語を聴くトレーニングを沢山受けるのです。

非言語の声を聴くトレーニングはとっても地味です。

この非言語を聴くトレーニングはとっても地味で、

今までやったことがない方が多いですから、

最初は難しく感じるものです。

 

昨日のトレーニングでも、受講にこのトレーニングをしてもらいましたが、

やっぱり「ん~、難しい!」なんて言葉も出ていました。(汗

 

さて、どんなことをしたかというと、こんなトレーニングをしました。

2人一組にわかれ、一人はカウンセラー役、一人はクライアント役です。

このトレーニングとなるのは、もちろんカウンセラー役です。

 

クライアント役の方には、最近あった感情がでたお話をしてもらい、

それを言語的には相手に伝えずに、その話を2分間程度話します。

カウンセラー役は、それを聴いて相手の非言語から、

どんな気持かを判断してもらいました。

 

すると、「今の話を聞いて、辛そうだと感じました。」

という言葉をカウンセラー役の方が言いました。

そこで僕はこんなツッコミをしました。

 

「どの部分で”辛そう”と判断しましたか?顔の表情ですか?手のしぐさですか?姿勢ですか?」と。

 

すると、「お話をしている時に、しんどいと言っていたので辛いんだなって。」答えてくれました。

ただこれは、「言語情報(相手が語った内容)」です。

そこからではなく、相手が語ってない(非言語)ことから判断をしてもらいたいのです。

だからいじわるではなく、

「それは相手が語った言葉ですね。そうではなく非言語はどうでしたか?」と伝えました。

 

すると、「ん~そうですね。表情ですかね。」と答えてくれました。

そこで「表情のどの部分ですか?例えば目が細くなったとか、口元とか…?どの部分?」

と聴きました。

 

なぜこんなことを聞くかというと、僕たちは何となく

「辛そう/悲しそう/楽しそう/嬉しそう」など判断をしているからです。

 

なんとなくで判断をしていると、観察が上手にならないのです。

何となくではなく、もっと細かく具体的に相手の非言語に気づき、

例えば顔の表情で口元の口角が落ちて、目をしかめて、頬の筋肉も落ちている感じがして、

首が少し下がり…。といったように細かいところから見て、「感情」を判断する必要があります。

 

そうすることで何となく相手の感情を捉えるのではなく、

より具体的に相手の感情を捉えることができるようになります。

 

そすうると、相手の微妙な非言語の違いに気づく事ができるようになります。

なんとなくだと大雑把で、例えば悲しみと寂しさを混同してしまったり、

悲しみと虚しさを混同してしまったりといったように、

似た系統の感情を一緒くたに「悲しみ」と判断してしまうことがあるのです。

 

すると、相手のその「悲しみ」の奥にある、虚しさや寂しさに気づけないのです。

 

昨日行ったトレーニングでは、大雑把な捉え方をより細かく、

そしてより相手の非言語に気づけるようにお手伝いをしました。

 

ちょっと熱が入り、時間がたりなくなってしまいましたが(汗

 

傾聴基礎コースでは、このような非言語を聴くトレーニング講座もカリキュラムに含まれています。

 

言葉を聴くのではなく、その言葉に込められた気持ち(非言語)を聴く。

そんなトレーニングをしたい方は是非お越しくださいね。

 

さてさて、次回の傾聴基礎コースは7/7(土)スタートです!

・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 ・カウンセリングルームこころ音 カウンセラー
元引きこもりのカウンセラー。現在は講師として、毎週(土)講義を行ってる。また、都内のクリニックでカウンセリングも行っている。目指すは、「記憶に残らないカウンセラー」。カウンセラーのおかげより、自分の力で前に進めた実感を持ってほしい。ただ、理想への道のりは長い!
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