傾聴基礎コース

言葉でなく、非言語を聴くトレーニング

僕たちが相手に伝える言葉には2種類あります。

一つ目は言語。つまり言葉です。

この言語レベルで重要視されるのは、

言葉の意味や内容です。

 

そして2つ目は非言語です。

非言語には、例えば姿勢とか声のトーン・高さ

表情・しぐさ・呼吸などが含まれます。

これらは、言語が発せられる際に自然とその言語に乗せられて出てきます。

 

このように言葉には言語レベルと非言語レベルがあるのです。

この2つのレベルで僕たちはコミュニケーションをしているわけですが、

人の話を聴く時に僕たちは言語レベルを重要視するあまり、

非言語のメッセージを捉え切れていないことが多くあります。

 

それもしょうがないことではあるのです。

お仕事とか意思疎通においては、まずは言語が何を指しているのか

という言語レベルでの理解が優先されることが多いからです。

 

この言語レベルのコミュニケーションがしっかりしていないと、

誤解が生じたり、理解できず仕事ができなかったり…、

ということも起きてきますから、まずは理解するといった観点からも

言語レベルでのコミュニケーションがまずは重要視されるのです。

 

ただ、人の話を丁寧に聴いてく時には何を重要視するのか

というポイントが逆転してきます。

つまり本当に人の話を丁寧に聴こうとした時大切になるのは、

非言語レベルのコミュニケーションだということです。

それはこれまでもいろいろな記事に書いてきましたが、

人が受け止めて欲しいのは、出来事や内容ではなく、

それを通して生じた自分の気持ちであり、

その背後にある価値観であるからです。

非言語を聴くには、トレーニングが必要。

この非言語を聴いていくには、ちょっとトレーニングがいります。

それは前述したように、僕たちは言語レベルのコミュニケーションは

普段からよくしているので慣れているのですが、

非言語レベルは、どのように聴いたらいいのかトレーニングを

受けてきておらず、そのやり方をほとんどの方は知らないからです。

 

傾聴基礎コースでは、

この非言語を聴くというトレーニングをしていくわけですが、

これがとても面白いのです。
(少なくとも僕にとってはですが。(笑))

 

例えばこんなトレーニングをしていきます。

目を閉じて相手の声に耳を傾けてもらい、

話の内容は置いておいて、相手の声がどのように変化していっているのか、

それを聴き分けていき、最後にフィードバックをしていくということをします。

 

聴く時間はわずか2分程度ですが、その少ない時間の間にも

声のトーンが変わったり、スピードが変わったり、力が入ったり抜けたり、

といったような色んな変化を聴き取ることができます。

 

こんなトレーニングをしていくと「人の声ってこんなに変化しているのか」

ということに多くの方が気づいていきます。

 

そう、相手は言葉以外にもいろんなことを語ってくれているのです。

それを聴く練習をする。

それを繰り返し練習する。

するとある瞬間から色んな声に気づけるようになります。

 

「何だかこの話をする時だけ声のスピードが速いな。」

「何だかこの言葉は詰まっている感じがする。」

「いつもよりも声に強さがあるな。」

 

といったように、いろんな非言語に気づけるようになってきます。

すると言葉の内容ばかりに引っ張られなくなり、

相手の気持ちに気づき、聴けるようになってくるのです。

 

こういった聴く練習の積み重ねを通して、

今の目の前の人の話を聴いていく、

気持ちを聴いていく、

言葉以外のメッセージも聴いていく、

それはお互いにとって、とっても豊かな時間となるのではないかな

って僕はそう感じています。

 

昨日の傾聴基礎コースでは、そんな時間が創れるように

非言語を聴くトレーニングをしてもらいました。

次期の傾聴基礎コースは、4月7日(土)スタートです。

・JCA カウンセリング・傾聴スクール 講師 ・カウンセリングルームこころ音 カウンセラー
元引きこもりのカウンセラー。現在は講師として、毎週(土)講義を行ってる。また、都内のクリニックでカウンセリングも行っている。目指すは、「記憶に残らないカウンセラー」。カウンセラーのおかげより、自分の力で前に進めた実感を持ってほしい。ただ、理想への道のりは長い!
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